岩手県の藤原養蜂場といえば農薬とハチに関する情報発信や反農薬東京グループなどと
連携した活動など薬と関連する話題でも、ちょくちょく見かける。
岩手県でハチが農薬(ネオニコチノイド)により死亡したとして
損害賠償をうけ、日本におけるハチとネオニコの関連話題の火付け役にもなった。
そこの養蜂場が産地偽装を連想させる商品を販売したとして消費者庁から是正勧告を受けた。
http://www.jftc.go.jp/pressrelease/12.september/12092803.pdf
それに対する返答?が藤原養蜂場のサイトに掲載されている。
返答内容はいかにも苦しいのではないだろうか。
大略すると、
「最近お客さんが増えてきたので、社だけでは賄いきれなくなり、協力会社や輸入品も使用している。
そのことは事前に話している。から、問題はないが、誤解を招かないよう、今後は生産国なども記載する。」
ということだろう。
販売量が増えたから混ぜものをするっていうのは、生産業、ましてや食品生産業として
一番やってはけないことじゃないんですか?藤原さん自体が一番きらっていたことじゃないですか。
自己矛盾に陥っていると思うんですよね。
私はお目にかかってお話したこともありますが、藤原さんは真摯に養蜂に向き合い、
こういうことをする人ではないという印象がある。
しかし、売上増や知名度向上などの欲に負けてしまったのだろうか。なら、残念なことである。