農薬ネットのメインコンテンツ

世界の農薬市場は2016年には570億ドル規模に達する見込み

http://www.zaikei.co.jp/releases/64186/

 日本の農薬市場は漸減傾向にありますが、世界の農薬市場は急速に拡大しています。
食料の必要量は 「人口 × 摂取カロリー」で決まるので、両方のファクターが増えているから
当然農薬の需要も増します。

 さらに「質の向上」もあり、さらにさらにバイオエタノールなど非食品分野も増えているので、
農薬の必要性も多様化しつつ漸増しています。

 この伸びゆく世界マーケットに日本メーカーがどれだけ進出できるかです。
世界市場で存在感を失うと、独自の研究開発投資ができなくなり、日本やアジアでの
市場も失うことになります。稲作に関するノウハウを蓄積している日本及び日本の農薬メーカーは
少なくとも稲作分野では世界市場を握るべきです。

 現在の日本の各メーカーは規模が小さい上に、世界的に主流なGMO作物に画しておらず、
後れを取っていることは否めません。右肩下がりの日本市場で切った貼ったの販売合戦など
している場合じゃないのかもしれないですね。

このブログ記事について

このページは、tatekiが2012年10月13日 01:12に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「藤原養蜂場の不祥事」です。

次のブログ記事は「農薬の製造」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。