たてき、ベッカムと遭遇 2003年8月3日 成田空港 レアルマドリード 出待ちの記録。 感動あり。 |
11:20 家(江戸川区)を出発。期待に胸をふくらましながら京成特急に船橋から乗車。 DQN親子が電車内でコーヒーをひっくり返して床をドロドロにする。 困ったもんだ。まぁ、しかし、ベッカムを間もなく目にすると思うと全てを許せる。 12:15 成田空港第2ターミナルのAゲート前に到着。 あれま、意外と人が少ない。1階に100人、2階に50人程度か? 出口正面の2列目ぐらいを余裕でゲット。 12:20 到着予定時間。ジローラモとデブがカメラ前でなにやらトーク。 警備員も出てきてマスコミのカメラもスタンバイOK。ざわつく館内。 12:25 なぜか定刻欄が急に15:30に変わる。 静かにどよめく館内。マスコミ関係者も訳が分からず混乱。 12:50 若い係員が出てきて到着まであと数時間かかると言ってまわる。 脱力しまくる館内。しかし、どうするわけにもいかず誰一人立ち去るものはいない 13:30 とりあえず私もその場に立っていたが、腰が痛いし脚が痛い。 人はすくないので あとできてもまた見られるだろうと思い、出口正面から離れる。 とりあえずメシ。4Fの寿司屋でにぎり1000円を食す。値段の割には満足度高。 展望台で飛行機を見て時間をつぶす。DC10やMD11のエンジンと尾翼のでかさに あらためて目を見張る。それと777のエンジン太すぎ。 15:05 出口前に戻る。げげっすごい人だ。1000人は間違いなくいる。 さっきいた正面は人だかりが出来て入り込めない。 やむなく選手が通るであろう通路の一番末端部分に潜り込む。 15:10 ラッキーなことにさっきまでいた正面のところは選手が通らないことが判明。 移ったこの場所が特等席であることを警備員との会話から聞き出す。 ついてる。つきまくりだ。ベッカムとオレは見えない糸でつながっているようだ。 15:20 ジローラモがふたたび登場。私の真ん前を通る。握手しようと呼びかけると、 普通に握手してくれた。まぁ、微妙にうれしいがベッカムと比べれば太陽とミドリガメ。 まわりの女どもは「今の誰?」。ベッカム以外のサッカー知識がない女ばかりだ。 15:30 飛行機はさらに遅れ、到着予定は15:50に(;´_`;) 15:50 すごい熱気だ。あつい。体感温度は35℃、湿度は100%。 地元の駅前でもらったフィットネスクラブのうちわが役立ちまくり。 ナイスジョブ>チップネス 16:00 マスコミのライトが一斉に点灯。黄色い声援も発生。 よっしゃーーーーーと思ったら、ただのハゲ黒人が出てきただけ。 場内から失笑多数と一部からその黒人へ文句が。それは失礼すぎるだろ。 16:10 オレのとなりのNHKのカメラマンはサッカー雑誌でレアルの選手名鑑を 必死で覚えようと努力している。がんばれ。しかし、同僚らしき人は一言、 「ジダンとベッカムだけでOK」らしきことを発言。テレビ的には確かにそうだろう。 16:15 館内のいらいらは絶頂。疲労が蓄積し、期待度より疲労度が上回る。 オレの前の3人は「私たちなぜこんな所でこんなことしてるんだろう?」と お互いに聞きあっている。オレもそんな気分になってきた。 NHKのカメラマンはその間に人出を数えたらしく、それによれば、 1階に700名、2階に500名。 16:20 中から警備員が出てきてただならぬ雰囲気に。 これは間違いない間もなく出てくるはずだ。 いきなり元気になりまくる館内。一気に疲労度<<<期待度へ。 ちなみに選手の通路と観客席?は二重のロープで区切られており 約2メートル離れている。そしてその間に警備員がずらり。 ただし座ってくれているので全く邪魔ではない。むしろ安心。 16:30ごろ カメラのライト一斉に点灯、黄色い歓声きゃ〜〜〜〜。 やったぞ!ついにきた〜〜〜〜。 まずは小柄ではげた男。えっ?ロベカルってこんなに小さいの??? と一瞬ビビったが、よく見ると別人。しかし、チーム関係者のようだ。 先頭を歩く。露払いのようなものか??? ラウール キターーーーーーーーーーーーー(^ヘ^)v やっぱりあんたが先頭なのか、そうかそうか、キャプテン??だもんな。 しかし、場内わかね〜〜〜。やっぱ、ラウールではだめか。 前の女は今の誰って言ってるし。まぁしゃーない。 それにしてもオレの場所はマジ特等席(いすはないが)だ。 選手が2メートル前を通る。なんの障害物もない。よく見える。 次に何名かの選手らしき人とおる。だめだ、オレにも誰だか分からない。 でも、こいつらだって超有名で何億円も移籍金払って取ってきた選手のはず。 もっと予習してくれば良かった、あ〜〜後の祭り。 ロベカル、キターーーーーーーーーーーーー(^ヘ^)v あ〜〜どう叫べば良いんだ、ロベカル〜〜じゃダメだよな。 ろべると〜〜ていうのもロベルト本郷みたいで嫌だし、とか考えているうちに 足早に通り過ぎる。以外と無愛想、あ〜〜(*_*) そして、ジダン、キターーーーーーーーーーーーー(^○^) これがあのジダンか。思わず「じだ〜〜ん、じだ〜〜ん」と叫んでしまった。 すごいオーラだ。チップネスのうちわを必死で振って叫ぶオレ。 するとジダンがこっちを見た。なんと!!モロに目があったよ。感激。 右手を軽く挙げて会釈もしてくれた。うひゃ〜〜〜〜うれしい。 続いてマケレレだ、しかし、誰も何も反応しない。 やむを得まい。 そして、そして、 べ ッ カ ム キ タ ー ー ー ー ー ー 意外ときゃ〜〜とかいう声は少ない。客の年齢層が高いせいか。 それとも前列の人間以外は見えていなかったのかもしれない。 しかし、やはり声援の量はダントツ。 オレも大興奮。ベッカム〜〜〜とひたすら全力で連呼&うちわ振り。 すると、なななんとーーーーーーー!前を向いて足早だったベッカムが オレの前ではこっちを見てくれたよ。やったぜ、モロに目があったよ。 会釈もついた〜〜〜。うわぁ、これはすごい感動だ。ジダンの3倍は感動した。 すげー、かっこいい男だな。テレビや雑誌で見るのとは大違いだ。 実物はイメージ以上にかっこいい。こんなにかっこいい男を見たのは初めてだ。 そりゃ人気出るわ。男のオレも思わずちんちん立ちそうになったもん。 いや、すごいよ、、すごい。 ベッカムって選手としてはそれほど評価してなかったんだけど180度転換。 これからはベッカムのファンになるよ。プレーの質なんてどうでも良いよ。 存在自体が神だな。ものすごいカリスマ性だ。 ベッカムの余韻はさめやまない。 多くのカメラもベッカムにくっついていってしまった。 オレの近くの女はケータイで撮ろうと思って待ちかまえていたが 撮影失敗したらしい。かわいそうにと思って画面をのぞき込むと、 なぜかネコ(笑) どうやら、カメラモードにするのを忘れたらしく、 撮ったと思って見たら空しく待ち受け画面が・・・・それはショックだろうな。 ベッカムと思ってみたらネコ。しかも雑種・・・・自殺しなければよいが。。。 ベッカムが通り過ぎると帰り出す奴がたくさん出る。極端な奴らだな。 とか、思っていると間髪入れず ロナウド キターーーーーーーーーーーーー 大五郎カットでそるべき所は天然パーマで毛が生えているという変な感じ。 大きい。縦も横も(^_^;) 誰か他の選手(わからん)と雑談しながら歩いている。 ろなうど〜〜と叫ぶが向いてはくれなかった。残念。 これで主力選手は終わり。フィーゴは来てなかったかも?あるいは ベッカムの陰に隠れていたのかな?とにかく気がつかなかった。 その後も選手は数名通った。 皆同じようなスーツを着ているのでわかる。 しかし、誰だか分からなかった。みんなも全く興味がないようだ。 たぶん、グティとかモリエンテスとかカシーシャスとかマクマナマンとか ミッシェルサルガドとかイヴァンエルゲラとかだったんだろう。 おれは、君たちのプレーをテレビで見ていつもあ〜だこ〜だと言ってるよ。 でも、すまん、ゆるせ。実物を見てもわからんかった。 次来るときはスーツに背番号だけで良いからつけてきてくれ。 最後には太ったオッサンが数名。 取材も受けていた。たぶん、監督とかコーチとかなんだろう。 でも、わからん。しかもどうでも良い。 ラウールが通ってから最後のオッサンが通るまで、約2分ぐらいだろうか。 長く感じただけでもしかすると1分だったかもしれない。 そのために往復3時間。待ち時間が約4時間半・・・・・・・・・・・・ 旅費、2500円。普通に考えればものすごい無駄だ、無駄無駄。 なのに、この満足感はいったいナニ?? オレはこの日は一生とは言わないが10年は忘れないと思う。 やっぱ生ベッカムはマジすごい。 同じような感じで今岡とか浜中を見たときと比べると100倍。 同じくマライアキャリーを見たときと比べて15倍。 クラッシャーバンバンビガロを見たときと比べて4倍は感動した。 みんなも機会があれば逝ってみそ。一人で逝っても楽しかったよ。 おわり。 |