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●●気軽になんでも質問、たてきが答えるスレッド●●

1 名前: たてき 投稿日:2001/10/14(日) 00:09
 専門的なスレッドが増えてきたので立ててみました。

 専門外の人の「農薬についてちょっと教えて」という書き込みはこちらへ。
原則として、まずは管理人の「たてき」がお答えします。
とりあえずたてきの意見が聞きたいという方はこのスレッドに書いてください。

 色々討論してみたい方は新規スレッド作成してもらってもOKです。

 たてき以外の方は、たてきがレスした後で書き込んでください。
素人さんが入ってきやすいスレッドを目指します。

2 名前: トム 投稿日:2001/10/15(月) 22:41
除草剤の質問です。浸透移行性除草剤で ツユクサが 非常に枯れにくいのですが
なぜ?

3 名前: HUMI 投稿日:2001/10/16(火) 00:34
私も困っています。

イネ科にも効かないとか濃度が高くないと効きません。根に原因があるのでしょうか?。

4 名前: あぼーん 投稿日:1999/01/01(金) 00:00
あぼーん

5 名前: たてき 投稿日:2001/10/16(火) 22:40
 ラウンドアップやバスタなどはイネ科には比較的弱いんですよね。
ツユクサのことはわかりませんが、どれぐらいの大きさのツユクサかにもよると
思います。大きくなってからでは効かないですね。

 最近はそれらを補完した除草剤も出ていますので試してみてはいかがでしょう。

6 名前: トム 投稿日:2001/10/19(金) 20:57
>>最近はそれらを補完した除草剤も出ていますので試してみてはいかがでしょう
ちなみに 農薬名を 教えて下さい。
どうしても ツユクサが残ってしまいます。今日プリグロを別にやりましたが。。。

7 名前: たてき 投稿日:2001/10/20(土) 00:00
 効くかどうかについては責任は持てませんが(すいません、そういうスタンスですので)
新剤の「グランドボーイ」とか「サンダーボルト」などラウンドアップなどに新型の
光要求型除草剤の入った物を試してみては?

 昔ながらの塩素酸ソーダとかも効くのかもしれませんが、あまりお勧めできないですね。
アメリカでは硫酸とかぶっかけることもあるそうですよ。

8 名前: トム 投稿日:2001/10/27(土) 23:04
グランドボーイ」とか「サンダーボルト
共に 使ったことが有りません 今度 試してみます。

9 名前: ごまちゃん 投稿日:2001/10/31(水) 13:18
たてきさんはじめまして。

厳密には農薬ではないものだとおもうのですが、
質問させてください。
最近スーパーやTVで
”木酢液を飼料として与えています”
と紹介されている鶏卵や豚肉があります。
当然それが付加価値となってちょっぴり高めなのですが、
これは飼料とすることで何かメリットがあると思われま
すか?そもそも安全なのでしょうか。

10 名前: たてき 投稿日:2001/11/01(木) 22:55
 ごまちゃん、初めまして。書き込みありがとう。

 木酢液を飼料にして意味があるかですが、ズバリ意味ないと思います。
安全性に関しては入れても入れなくても大して差はないと思いますが、私なら入ってない方を選ぶでしょう。

木酢液は木炭を作ったときに出る液体です。成分は水に酢酸など各種有機酸と、
フェノール類などが主成分で、そこに色々な成分が混ざったものです。

 木の種類や精製法などにより成分は大きく異なりますが、一般的に殺菌力があります。
ただし、これは菌に直接触れた(身体に塗るとか)した場合で、食べて身体の内部から
効く効果はあまりないようです。よって、飼料として与えても殺菌効果などは期待できません。

 一方、一般にタール類を含み発ガン性などが懸念される物質でもあります。
これまた、だからといって木酢液を食べた動物の肉に発ガン性があるかは別問題ですが。

 木酢液は廃物利用であり、なんとか付加価値をつけようと必死になっていますが、
過大な期待はしない方が良いでしょう。

11 名前: ごまちゃん 投稿日:2001/11/01(木) 23:23
たてきさんお答えありがとうございました。
わかりやすくいろいろ教えて頂けてよかったです。

12 名前: たてき 投稿日:2001/11/11(日) 22:32
時々あげます。

13 名前: たてき 投稿日:2001/12/03(月) 00:37
あげまひょか。

 このスレを活用して、スレッド数の限界(100)を越えないように努力しましょう。

14 名前: じん 投稿日:2001/12/04(火) 10:30
始めまして。時々拝見させてもらっています。
↑で新農薬開発のスレがあったので、ふと疑問に思ったのですが,
普段農薬メーカーの人たちってどんな仕事をしているんですか?
よかったら、皆さんの一日の生活ぶりなんかを教えてください。

15 名前: ふう 投稿日:2001/12/04(火) 11:05
はじめまして。農学部の3回生です。
アグリビジネスの産業組織論という本に、日本の農薬企業は、戦後の農薬原体の特許による
保護のため海外進出を阻まれたとあります。今も日本企業の海外進出は進んでいないのでしょうか?
現在日本は農薬の輸出もしているようですが、これは規制されていないのでしょうか?
よかったら教えてください。

16 名前: たてき 投稿日:2001/12/04(火) 21:37
">>14
 農薬メーカーといってもいろんな仕事がありますからね。一概には言えません。
まぁ、話の流れから言えば研究職ですよね。
 勤務時間は、たいがいのメーカーがフレックス制です。
 8時半ごろに出社 → 仕事開始 → ヒルメシは会社の食堂 → また仕事 → 帰るのは5時〜10時

 ちなみに私は帰るのが早い人なので5時〜7時です(^_^;)
家から職場まで車で20分なので、早いときはナイター中継を試合開始から見れたりします(^^ゞ

 仕事は種類によりますが、キンキンに詰まっているわけではなく、雑談もしながら和気あいあいとやってます。
まぁ、それなりに余裕はあります。図書館で科学雑誌を読んだり、インターネットで調べモノをしたりも
しています。

 農薬メーカーの研究所はどこの会社でも上下の関係はゆるく、敬語もいい加減なようです。
他の部門(本社や工場などなど)と連絡を取り合うことは色々とあります。研究だけやってれば良いというもんではありません。 "

17 名前: たてき 投稿日:2001/12/04(火) 21:38
↑ 他の方はどうなんでしょうか? 私の勤める某会社はゆるいようなので(^_^;)

18 名前: たてき 投稿日:2001/12/04(火) 21:48
">>15
 明治時代には農薬用に使う除虫菊は日本の主要な輸出品で、外貨獲得に大いに貢献しました。
昭和初期には台湾や満州などにその他の農薬も輸出が拡大していたようです。

 戦後、DDTやBHCなどの有機農薬に主流が変化し、これらは全て海外企業が特許を持っていたので
日本はそのライセンス生産や輸入を行っていました。各地で勝手に作ることも行われていたようですが・・・

 これらは海外企業のものなので勝手に輸出することはできなかったのでしょう。
昭和30年代以降、日本の企業も独自の農薬を開発するに至りましたが、主に水田用であり、海外にマーケットは
無かったようです。

 しかし、40年代後半以降は日本企業も世界で通用する農薬を開発するようになり、また
日本の国力も増してきたので、輸出が増えています。
 現在では輸出額は日本企業全体で1000億円を超えています。ちなみに国内需要は3500億円です。
輸出が多いメーカーは石原産業や住友、武田、日本曹達などです。
 歴史的に見て特に輸出面で大いに貢献したのは日本曹達でしょう。 "

19 名前: やま 投稿日:2001/12/04(火) 22:26
">>17
私は某外資系メーカー勤務ですが似たような感じです。
8時半〜9時ごろ出社して5時〜7時ごろ帰るって感じですね。
コーヒーを飲みながら雑談したりしてます。
やっぱり上司とも気軽に話ができ、有給なんかも気軽に取れますよ。 "

20 名前: ふう 投稿日:2001/12/05(水) 08:38
ありがとうございました。 
こんなに早く回答をいただけるなんて感動です!

21 名前: じん 投稿日:2001/12/05(水) 11:10
どうもありがとうございました。
ず〜っと実験室に閉じこもっているイメージがあったけど、
そうでもなさそうですね。

22 名前: 農薬業界志望学生 投稿日:2001/12/05(水) 14:21
ところで、一般に研究開発とよばれていますが、
募集は研究職、開発と営業その他という風に分けられています。
先輩の話を聞いたり企業HPを色々見て回って何となくは
つかめてきましたが、自分の中ではまだ漠然としたところが
多いのも事実です。研究と開発の違いってなんなんでしょうか。
たとえば植物病理の人間が殺菌剤関係の仕事につく際、
研究と開発でどういった違いがあるのでしょうか。
たてき様、よろしくお願いします。

23 名前: たてき 投稿日:2001/12/05(水) 23:26
">>21
 そうですね、閉じこもってるような感じはないですね。
大学の方が閉じこもった感じがあると思いますよ。
 企業の研究の流れは速いですからね。就職すると大学時代との違いに驚くことになりますよ。
プロとアマの違いですね。 "

24 名前: たてき 投稿日:2001/12/05(水) 23:31
">>22
 まず、研究の中に探索研究(みなさんがイメージするところの研究)と開発研究があります。
それら研究と開発は全然異なるものです。

 探索研究はモノ探し、開発研究は見つかったモノをいかに製品化するかの研究です。
開発部門はどのような商品が農家に好まれるか調査したり、どんな技術を他社が持っているか探ったり、
共同研究相手を捜したりするのが仕事です。事務仕事がメインとなり実験はしません。

 ただ、探索研究と開発研究と開発は表裏一体。いかにうまく連携するか、お互いがお互いを
指導しアイデアを出し合い、ある時は監視しあって成り立っています。これらの部門に配属されると、
結局は全ての知識を身につけなければやっていけません。 "

25 名前: 投稿日:2001/12/07(金) 10:25
たてきさん、はじめまして。こんにちは。
私は農学部の3回生で、現在、農薬産業について勉強しています。

全農の市場への関与が農薬産業に与える影響として、
「企業間の競争を抑止し、非効率な生産を行っている企業の退出を妨げる。」
と、ある本に指摘されているのですが、そのようなことが実際にあるのでしょうか。
あるとすれば、効率的な農薬生産を行うためにどう改善されるべきなのでしょうか。

それとは別に、農薬の商系流通はどのような形態で行われているのですか。
農薬企業が、総合商社を特約店にして、販売を委託しているのですか。
これは根拠の無い予想なのですが。

最後に、農薬原体を輸入する際、各企業が個別に輸入するのですか。
輸入代理店のような存在はあるのでしょうか。

分からないことだらけなので、是非教えて下さい。
よろしくお願いします。

26 名前: キリギリス 投稿日:2001/12/07(金) 12:49
">>22
 たてきさん、こんにちは。農薬業界志望学生さん、「開発」というのは、研究職ではないのではないでしょうか。所謂、市場開発であったり、他社の農薬を販売するための交渉を行ったり、農薬登録書類を整えたり、或いは自社農薬の作物への適用拡大を進めたり。
とまあ、こんなイメージが私にはあります。”募集は研究職、開発と営業その他”という記述からみてもそのように思いますが、いかがでしょう。私は研究職ですが、かつて「新規**剤の開発」という報告書を書いて怒られたことがあります。 "

27 名前: たてき 投稿日:2001/12/07(金) 23:40
">>25
 全農の歴史的な役割は大きなモノがあったと思います。
昭和30年代には粗悪な農薬が出回り、農家は高い金で買ったのに効かなかったなんて
ことがあったんですよね。
 農家が良質な農薬(だけではありませんが)を低価格で買うために共同団体を作るのは
当然の流れでした。その中で良い企業が残ってダメな企業がつぶれた部分もあります。
 特定の企業と結びつきを深めて、代わりによりよい条件でその企業から買うというのも
当たり前の流れだったでしょう。

 しかし、それも40年の時を経て弊害があるのも事実でしょう。例えば全農がシェア割りを
してしまったり、価格を横並びにしてしまったりなど。

 でも、いまや全農経済連のシェアは30%ぐらいしかありません。その結果、今まで全農に
相手にされなかった企業(主に外資)も公然と商系中心の自社直販を行えるようになりました。
効率的な農薬生産に向けての改善(といえないことも含めて)はもう始まっています。 "

28 名前: たてき 投稿日:2001/12/08(土) 00:19
">>25
 商系流通の方ですが、そこでいう総合商社とは三井物産とか兼松のような会社のことでしょうか?
実態はそうではなく、商系の卸は各地方をベースとした中堅商社から個人営業の零細な規模です。
各メーカーが卸を特約店として商品をおろしています。それらは卸が農家に直販したり、小売店に
おろしたりしています。
 メーカーと卸は共存共栄の関係にありますが、どちらかというとメーカーの方が立場が強い部分もあります。

 海外原体は各企業が輸入しています。間に商社が入ることもあります。
メーカー各社が同一の原体を扱う場合は、普及会などと称して共同研究や共同購入を行う場合もあります。 "

29 名前: ふう 投稿日:2001/12/09(日) 09:48
こんにちは。
日本の農薬の使用額は世界で第二位のようですが、低農薬化が進む中、
”使用額”は減少していくのでしょうか?また、農薬要覧によると、農薬生産額
は前年度に比べ減少していますが、(さらに出荷額も!)これも低農薬化や
減反政策と関係がありますか?農薬市場がある程度開放されて、規模は大きく
なったけれど、先細りして言ってるんでしょうか?

30 名前: 投稿日:2001/12/09(日) 10:21
ありがとうございました。
資料からは、リアルタイムの状況が分かりづらいので、大変参考になります。

31 名前: たてき 投稿日:2001/12/09(日) 23:54
">>29
 世界の農薬使用額はだいたい3兆5千億円。日本はその1/10の3500億円ですね。
10年前の日本の農薬出荷額は4000億円ぐらいでした。

 減った原因は、一に減反政策、二に農薬価格の下落、三に減農薬指向といったイメージで
私は捉えています。

 今後も減ることはあっても増えることはないでしょう。

 農薬市場自体は今も昔もそんなに変わりませんよ。「ある程度開放されて」はどういう意味でしょうか。 "

32 名前: たてき 投稿日:2002/01/07(月) 11:51
あげときましょう

33 名前: すもも 投稿日:2002/01/07(月) 23:23
すごく 基本的な事なので恥ずかしいのですが・・・
有機リン系農薬、有機塩素系農薬、チオカ−バメ−ト系農薬などの分類は良く見るのですが、
含窒素系農薬や有機窒素系農薬と言う分類についてはあまり資料がみつかりません。
でも、栫Xィにするのですが、どういうものが含まれるのか、特徴などについて教えて下さい。
昔からある分類なのでしょうか?

34 名前: たてき 投稿日:2002/01/08(火) 12:12
 あまり聞かないですね。たいがいの農薬に窒素原子自体は含まれていますが・・・
有識者のみなさま、いかがでしょうか?

35 名前: 名無しさん@魚毒性Bs 投稿日:2002/01/08(火) 22:50
有識者ではありませんが、確か残留農薬のマルチ分析で、分析できる農薬の
リストを作るとき、有機リン、有機塩素、カーバメート、合成ピレスロイド
などに分類できない農薬のうち、窒素を含むものを含窒素系農薬と呼んで
いたのを見たことがあります。窒素を含むといっても、構造式はさまざま
ですし、あまり意味のない分類法だと思いますが。

36 名前: 羽根木おじさん 投稿日:2002/01/08(火) 23:23
私も、カーバメート系薬剤が含窒素系農薬に分類されているの見たことがあったような。
私もあまり意味のない分類法だと思います。

37 名前: 名無しです 投稿日:2002/01/09(水) 14:54
">>35 から推察するに、ガスクロマトグラフで農薬を分析するとき、
窒素原子に特異的な検出器(FTDあるいはNPD)を使用する目安として
こういう分類があるのではないでしょうか。 "

38 名前: umba123 投稿日:2002/01/11(金) 12:53
含窒素系農薬は農薬分析をする人が使う用語ですが、
語源は名無しさんの言われる通りだと思います。
日本では公定分析法にガスクロの窒素特異検出器(NPD@` FTD)がよく使われるので、
分析法の文章では時々見かけます。
農薬を使用する人々には通じない言葉ですが、
分析屋さんにはなんとなく通じます。
英語でも該当する言葉がありますが、
農薬の分類をはっきり伝えたい場合は避けた方が良い表現だと思います。

39 名前: たてき 投稿日:2002/01/12(土) 17:46
 みなさん、詳しい説明ありがとうございました。特にumba123さん、ありがとう
ございました。これで疑問は解けたことでしょう。

40 名前: てくてく 投稿日:2002/01/13(日) 19:17
はじめまして。
減農薬栽培を目指して勉強中のものです。
先日、県の減農薬栽培のガイドラインを見たところ
現実に多くの農薬散布が認可されている事に驚きを
かくせません。
しかも天然系のものの中でも、(牛乳や竹酢液)散布すると
無農薬栽培と認定されないのは、不思議なんですが・・・
牛乳は加工乳が多いからだと思うのですが、どうなのでしょうか?
残留値が高い農作物を摂取すると、おおまかにどのような影響が
あるのでしょうか?教えてください。

41 名前: たてき 投稿日:2002/01/14(月) 16:49
">>40
 かきこみありがとうございます。この話題はいろいろと問題があると思うので、
別のスレッドを立てて、発言を移動しました。 "

42 名前: すもも 投稿日:2002/01/15(火) 13:17
33で含窒素系農薬について質問をしたものです。書きこみをしてから忙しくてここにくることで出来ませんで、お礼が遅れてしまいました。のどにつかえがとれてすっきりしたような気がします。みなさま色々とお答え戴きありがとうございました。

43 名前: "たてき ●oFOPzirc" 投稿日:2002/03/02(土) 00:59
定期あげ

44 名前: "たてき ●oFOPzirc" 投稿日:2002/03/27(水) 22:35
定期あげ

45 名前: "たてき ●oFOPzirc" 投稿日:2002/04/20(土) 22:12
定期あげ
最近専門的なスレが多いので、そうじゃない話題はとりあえずこちらへどうぞ。

46 名前: ごまちゃん 投稿日:2002/04/21(日) 11:31
 たてきさんこんにちは。アブラムシの駆除について教えてください。
我が家の庭には白樺の木が4本あるのですが、昨年とんでもない悲劇が起こりました。根元にありの巣ができ気がつくとぞっとするほどのアブラムシが葉についていました。えだは油を塗ったようにべったりし、黒くなった葉っぱが落ちました。
そののちハムシと思われるものもいっぱいついて最終的にそれの幼虫が葉っぱを食べていました。秋に庭師さんを頼んで枝を大幅に剪定してもらい寂しいぐらいすっきりして冬を迎えました。春になり雪が解けて新芽が出始めましたが、ありも出てきました。今年もあのぞっとする状態にはしたくありません。どのように予防すればよいでしょうか。
私としてはアトピー体質の小さな子供がいるでなんとなく農薬の使用が不安なところがあります、私自身軽い化学物質過敏症になりかかっているかなと思われるふしがあります。白樺は芝生の中に生えています。
面倒くさいお願いですがぜひアドバイスをお願いします。

47 名前: "たてき ●oFOPzirc" 投稿日:2002/04/23(火) 00:16
 ありはアブラムシの出す蜜を目当てにやってくるので、アブラムシを防除すれば
ありは勝手に減ってくれるはずです。
 樹木につくアブラムシはアブラムシ用殺虫剤なら何でもよく効きます。
ランネートとかスミチオンとかホームセンターでよく見かける殺虫剤を
説明書のとおり使えば防除はできます。

 でも、そんなにきれいさっぱり防除する必要はないとおもいます。
ちょっとぐらい残っても木が痛むことはないでしょう。

48 名前: ごまちゃん 投稿日:2002/04/23(火) 11:31
たてきさん有難うございます。
早速ホームセンターでみてみます。

49 名前: かんたろう 投稿日:2002/04/29(月) 20:01
こんにちは、いつも拝見しています。
いや、ためになりますね。

ハーブの種類に「ワームウッド」と言う物があるらしいのですが、殺虫効果があると聞いた事があります。
どのような使い方をすると、どの位の効果があるのかが気になりました。
よろしくお願いします。

50 名前: "たてき ●oFOPzirc" 投稿日:2002/04/29(月) 23:05
 ちょっと調べてみました。それによると、ワームウッドは菊科の多年草で、
使用方法としては、
 1,袋に入れてタンスの防虫剤に
 2,少量を服用して(寄生虫の)駆虫剤に
 3,ハーブティーを作る要領で抽出液を作り、それを霧吹きでまく

と、いった感じのようです。ホントに効くかどうかはわかりません。
でも、除虫菊の仲間かもしれないので結構きくかもしれませんね。
まきすぎると草が枯れるそうですからご注意。

51 名前: "たてき ●oFOPzirc" 投稿日:2002/04/29(月) 23:08
http://village.infoweb.ne.jp/~tamio/herb/wormwood.htm

 このHPによれば、原発事故で有名なチェルノブイリという地名は
ワームウッドを意味するそうです。日本語では苦ヨモギというそうな。

52 名前: YON 投稿日:2002/04/30(火) 00:52
こんなのありました。ツヨンって何なんでしょう。 (YONA→YONと改名)
--------------------------------------------------------------------------------
苦よもぎ[苦艾]absinthe@` wormwood/【学】Artemisia absinthium L.

キク科の多年草。ヨーロッパ原産でシベリア南部、カシミールに分布し、ヨーロッパ南部、アフリカ北部、南北アメリカで栽培されている。 −中略− 全体に強い芳香があるのは精油を約2%含むためで、ツヨンを主成分とするので駆虫作用もある。全体が苦いのは苦味質のアブシンチンを含むためで、芳香性苦味健胃、強壮、解熱、胆汁分泌促進剤として薬用に供する。アブサン酒をつくるときにも用いられるが、欧米では使用が禁止され、最近ではアニスの実が使われている。これは、本植物を多量に、また継続的に服用するとツヨンの局所刺激作用が強くなり、危険視されているためである。(小学館『日本大百科全書』より)
http://www.kt.rim.or.jp/~igeta/igeta/words/wordso.html

53 名前: かんた 投稿日:2002/04/30(火) 09:52
「ニーム」に関してご存知でしょうか。この天然成分は殺虫作用
があるということでしたが。詳しいこと教えていただけませんか。
これは農薬としての登録受けているのでしょうか。
輸入によって日本で使用されているようです。

54 名前: かんた 投稿日:2002/04/30(火) 09:55
早とちりとでもいましょうか。ニーモイルと言うスレッドで取り上げられているのを、発見しました。
同じことですね。そちらでよろしくお願いします。

55 名前: "5Cy.eLWn" 投稿日:2002/05/25(土) 21:53
test

56 名前: "たてき ◆" 投稿日:2002/05/25(土) 21:53
test中です

57 名前: "たてき ◆" 投稿日:2002/05/25(土) 21:54
test

58 名前: のらいも 投稿日:2002/05/27(月) 01:58
昨日農薬ネットのアクセスしたらハリケーンエレクトロニックという会社のHPに勝手にジャンプしてしまいましたがなにか技術的なトラブルがあったのですか?

59 名前: "たてき ◆" 投稿日:2002/05/27(月) 08:22
 昨日の23時頃に復活しました。農薬ネットも人気が出てきたせいか(?)
アクセス数が増大しまして、レンタルサーバー屋さんと契約している転送データ量を
超えてしまいました。それで強制的に止められてしまったのです。
 写真関係のコンテンツを別サーバーに一部移しましたのでこれで大丈夫なはずと
いうことで復旧してもらいました。よって一部のページはURLが変わっています。
ついでにリンク集をわずかにアップデートしました。

 5日間アクセスが止まってしまいご迷惑をおかけしました。
今後もよろしくお願いします。

60 名前: "たてき ◆" 投稿日:2002/06/02(日) 11:44
 「安心!?食べ物情報」で紹介されたのでこのスレもあげときます。

61 名前: "名無しさん" 投稿日:2002/06/08(土) 01:07
水稲除草剤の使い方を間違ってしまいました。
田植えをする前にイモチ病予防のために苗箱にまく薬の代わりに、間違ってクミアイ化学工業の「ジョイスター」というのをまいてしまったのです。

田植えをしたのが6月4日と5日なので、今日で2・3日というところですが、心なしか例年に比べて苗に活力が無いように見られます。

このままでは、稲は育たないでしょうか?
何かいい対処法はあるでしょうか?
今晩気が付いて、どうしていいかわからず、とても困惑しています。
ご助言頂ければ嬉しいです。よろしくお願いします。

62 名前: "名無しさん" 投稿日:2002/06/09(日) 08:07
同じ内容の書き込みを別のスレッドに書くのは、マルチポストといって嫌われます。
できればこちらは削除することをお薦めします。
別スレッドのほうにレスがあるので、こちらは不要でしょう。

63 名前: ななし 投稿日:2002/06/18(火) 11:09
はじめまして。「農薬を使わないと美味しくなると思うのは主観」と
ありましたが、減農薬米を食べたら美味しかったです。

もちろん先入観があるのでしょうが、友人に何も言わず食べさせて
みたところ「美味しい」と言いました。本当に味には影響ないの
でしょうか?僕にはちょっと信じられないです。

64 名前: "たてき ◆" 投稿日:2002/06/20(木) 00:58
 サイエンス的には味を比較するためには完全に先入観を絶った状態で、
同じ品種を同じ条件で栽培して同じ条件で炊いた米を食べ比べないと
比較したとは言えません。

 米の味というのは案外わからないもので、品種が変わっても産地が変わっても
気づきにくいものです。味の違いはわかってもどちらが何かと言うことは難しいです。
だからこそインチキなブランド米がはびこるわけですが・・・・

 白米の農薬残留量というのは多くの検体でほとんどゼロで、残留農薬があっても
10ppb以下の濃度というのが実態です。この量は普通の味覚の人間では全く
感じることがないものと思います。ただしそういうデータを見たことはありません。
この話には私の主観も入っています。


65 名前: tea-farm 投稿日:2002/06/20(木) 22:06
ウチで、米の消費量が増える時って言うのがあります。
古米が新米に変わった時と、同級生の作ってる変わった品種になった時です。

だれも、美味しいとかなんとかは言いませんが、嫁さんによると、
通常の1.5倍位の消費量が3、4日続くそうです。

電器屋によると、昔の炊飯器からIHに代えるより、米を代える方が、
おいしいご飯を食べられるらしい。

結構、米の味の違いって判るモンです。
63の話も、農薬云々より、品種が違うとか、新しい、古いとかの差じゃ無いでしょうか。

66 名前: YON 投稿日:2002/06/20(木) 23:05
くしくも2chでこんなスレが立ってました。

http://science.2ch.net/test/read.cgi/nougaku/1024241346/
【農薬を減らすと何故米はうまくなる? 】

ところで、2chで農薬のスレが立つと、
必ず農薬ネットが引用されますね。

67 名前: "たてき ◆" 投稿日:2002/06/20(木) 23:32
 農薬を使うとうまくなるのか不味くなるのか変わらないのか、この結論は
だれかがきっちり実験して出して欲しいと願っています。
 短大の生活科とかそういうところでやって欲しいですね。
でないとこの話題は永久に終わらないですから。

 ただし、その実験データが出ても決してマスコミには取り上げられないでしょうね。
無農薬や減農薬がおいしくないと世間的にも農業的にも拙いですからね。
「無農薬がおいしくないと困る人」が世の中には多いんです。

68 名前: "たてき ◆" 投稿日:2002/06/20(木) 23:38
>>66
 決して私が名無しさんで宣伝に励んでるわけではないので、その点だけは誤解無きよう(^_^;)
もっとも私自身は2ちゃんも見てますし書き込みもしてますが・・・
ニュー速+のスレ立て権利も持ってますし。

 石鹸洗剤がらみの大立ち回りをこなしたことで、この掲示板は2ちゃんでも有名になりましたからね。

69 名前: よっしー 投稿日:2002/06/21(金) 13:44
北海道十勝芽室町で畑作農業に従事しております。
昨年よりITを活用した農業からの情報発信を目指して「未来農業集団」(現在11名)なる
会を設立、圃場でi-modeから入力した農作業記録をwebにて即時公開するという試みも行っております。
農薬問題に関しては、まだまだ我々の力量の及ぶところではないので、
「国や関係機関の基準内で農薬を使用しています」という立場をとっております。
ちなみにこの地域の大部分の農家は販売用の畑で獲れた馬鈴薯・豆・人参・ごぼうなどの作物を、
ごく当たり前に食べますし、親戚に配ったりもします。
ところで質問なのですが、残留農薬について調べたいと思った場合、
どこで、どの位の費用で出来るものでしょうか。
例えば小麦に関しては商品名でいうならば
ベフラン、ゴーゴーサン、フロンサイド、トップジンM、エコパート、MCP、
シルバキュア、アミスター、チルト
について調べる必要があるわけなのですが。
ご教示いただければ幸いです。


70 名前: tea-farm 投稿日:2002/06/22(土) 01:38
>>67
きっちりっていっても、数値上の諸々は出るでしょうが、"美味しい"とは
食味だけのものでもないし、そこにこだわっても意味がない様に思います。
美味しいかどうかは、農薬云々以前の問題ですし、使ってるから美味しいと
思う人もいればそうでない人もいるし、数字上美味しいとなった米でも、
不味いのはありますよ。
"美味しい"って事や、美味しい食べ物を探すって事を楽しめればいいじゃないですか。

世間的にどうとか言う話も、なんだかなぁ。

>>68
石鹸がらみって、どのスレですか?2chって見ないんで、教えて頂ければ有り難いです。

>>69
前職の時は、化粧品原料中の農薬分析を食品分析センターなどでやったことがありますが、内容は・・・。
値段も・・。(ちょっと書けません)。値段相応だったと思います。
公共の試験所でもやってくれるはずですけど。ただ、一斉分析ってできるのかなぁ?
でも、安くはなかったですよ。定常的に分析する必要があるなら、機器を購入した方が
安いかもしれません。購入前に、機器メーカーに、最低数回は分析させた方が良いですけど。


71 名前: YON 投稿日:2002/06/22(土) 02:45
>>68 >その点だけは誤解無きよう

たてきさんのレスはなんとなくわかりますので(HNとmail欄で確信<笑)、
宣伝してるのがたてきさんじゃないのは分かっておりますよ(^^)。

>石鹸洗剤がらみの大立ち回り

あれから1年にもなるのですね。あのときはROMでしたが。
【★雑談するスレッド】です。>tea-farm様
関連スレで消えたやつもありますけど。

72 名前: よっしー 投稿日:2002/06/22(土) 10:05
分析費用だけで即大赤字のようで・・・

73 名前: "たてき ◆" 投稿日:2002/06/22(土) 13:28
>>72
 値段は業者によりますけど、1種類の作物に対して10種類の農薬を分析するとして、
依頼してやってもらえばそれだけでも10万円の単位じゃないでしょうか。
まぁ、無理な金額ですね。

 ようするに自分のところで分析して残留農薬がないことをアピールする商業的な戦略かと思いますが、
費用対効果は割に合わないことは明白ですから、別のプランを考える必要がありますね。

74 名前: よっしー 投稿日:2002/06/22(土) 14:41
>>73
どうも、了解です。
「安全保障」よりも「安心指向」ってところでしょうか。

75 名前: ななし 投稿日:2002/06/22(土) 21:58
63で2chでスレッドを建てた人間です。
僕は「無農薬、減農薬米は旨い」と思う人間です。もしよろしければ
2chでレスをください。

76 名前: ジュリア 投稿日:2002/06/22(土) 23:53
はじめまして!かなりムチャな話ですが、農薬を完全に廃止すると、どんな利点があるのでしょうか??

77 名前: "たてき ◆" 投稿日:2002/06/23(日) 00:22
>>75 召喚っすか。
行ってもいいですけど、そのスレはもう結論出ちゃってるのでは?

78 名前: HUMI 投稿日:2002/06/23(日) 01:28
私のところでは一定成分分析で15000円(10種類以上)。

詳しく調べるにはそれなり、が必要です。

普通は一農薬35000円が欲しいでしょうね?。

道経済連に検出機関があるかどうかをお尋ねしてください、あれば同様金額で検査できると思います。



79 名前: PENNY LANE 投稿日:2002/06/23(日) 01:48
>75 2chみてがっくりしましたね。今の多くの学部生の幼稚なこと。
大学生とはいえませんね。もちろんまじめな人もいますが。
この話は、あなた科学的論議ですよ。科学的に、あなたが実験して証明するか、
文献を集めるかしてください。たとえば、日本で一番旨い米と言われている新潟県魚沼産の
コシヒカリは無農薬、減農薬だから旨いのではないのでしょう?
>76 あなた、まじめなんですか。
わたしは、この農薬ネットは、ほとんどが、まじめに、農薬や農業や環境問題
を考え論じている人たちとおもいますが、このような問題提起はレベルが低い。
車を廃止すれば、日本で年1万人世界で数十万人の交通事故死がなくなるでしょう。
しかし、たとえば山奥に救急車が行かないわけですから、車がないことでのデメリットは多く、
トータルの死者はたぶんはるかに増加するのでしょう。
そういうレベルの話ですよ。私は、車も持ってないので、自家用車は廃止してほしい。
山奥の人にとっては、大切な「足」なんです。簡単にできることではないんです。
そういう問題提起の仕方と似ていますよ。

80 名前: PENNY LANE 投稿日:2002/06/23(日) 03:01
たてきさんすいません。このスレッドは、たてきさんが先にお答えする
んでしたよね。それにこのスレッドは、専門外のひとの意見を広く、きく
わけでしたね。わたしのような言い方はいけませんね。
ほんとに、失礼しました。

81 名前: PENNY LANE 投稿日:2002/06/23(日) 03:48
>75>76さんわたしの断定的な意見は、無視して続けてください。
私も農学部生のころは、そういえば、農薬に対し、漠然とした嫌悪感
を持っていました。今は、功罪なかりせば、、です。
今の若いもんはというセリフは、徒然草にもあるんでしたっけ?
それにしてもたてきさんは、若いのにバランス感覚がありたいしたもの
です。

82 名前: "たてき ◆" 投稿日:2002/06/23(日) 09:38
>>79-81

 書き込みありがとうございます。
 ネットの掲示板では「清濁併せ飲む」ことがなにより肝要です。
yahooや2ちゃんやこの掲示板のようなオープン型(非会員制)掲示板での
二大禁句「そんな書き込みするな」「ここは○○な掲示板ですから〜〜」を
いきなり出してしまうと弱者と見なされるので注意してください。

83 名前: PENNY LANE 投稿日:2002/06/23(日) 10:29
「清濁併せ飲む」実にいい言葉です。これは、きれいなものもきたないものも受け入れる
度量の広い人と言う意味ですが、他人の、極論や間違った意見も排他するだけでなく耳を
かし、わかりやすく説得使用とすることも大切ですね。
これは、友人関係、会社における上司、部下の関係もそうですね。
清濁あわせ飲む度量の人こそ、上司、経営幹部、トップになってほしいですね。
たてきさんは、大物ですよ。たてきさんを雇っている会社は、たてきさんをはやく
えらくして、経営の中枢にしたほうがいいですね。

84 名前: 75 投稿日:2002/06/23(日) 21:27
>この話は、あなた科学的論議ですよ。科学的に、あなたが実験して証明するか、
文献を集めるかしてください。

それじゃぁこのスレッドは必要ないね。すべての質問に↑で回答。
結局ここと2chを読む限り科学的な答えは出てこなかったと思う。

僕は「農薬は使うな」とは思いません。
近所にある農薬を使った田んぼや周りの川(排水溝?)は
虫が一匹もいません。この状況が本当に良いのか?と
思っています。

ネットをやり始めて農家から直接減農薬米を買いたべたら美味しかった。
だから聞きたかったのです。

最後にここのHPでリンや石油の枯渇を心配していましたが問題ないです。
リンは地殻中に11番目に多く銅や亜鉛よりも多い。
リンがなくなるときは地球の資源がなくなっているときでしょう。
石油はなくなっても天然ガスや石炭があれば問題ない。
あまり知られていないですが石油は天然ガスや石炭から作れる。
また最近日本海にメタンハイドレードが見つかり新たな炭素源が
見つかりました。とうぶんは問題ないでしょう。

85 名前: "たてき ◆" 投稿日:2002/06/23(日) 22:02
>>84
 その結論はおかしいですよ。それでは2ちゃんに私が行きましょう。

 それと石油の埋蔵量は諸説ありますがまぁ400年分ぐらい?
リンは地核中には多いですが資源としてはそんなに多くありません。
ちなみに人間の歴史は200万年ぐらいでしょうか。400年などは
一瞬です。当分は問題ないですが問題はあります。

86 名前: 名無しさん@魚毒性Bs 投稿日:2002/06/23(日) 22:45
いろいろ話題があって混乱するかもしれませんが、
よっしーさん、HUMIさんへ
ホクレンでは農薬の残留分析を行っていますので、相談するとよいと思います。
あと、無農薬の米がおいしいと感じるのは、よくわかりませんが、精神的なものが大きいのでは、とも思います。
「病は気から」のようなものが大きいのではないでしょうか。

87 名前: "たてき ◆" 投稿日:2002/06/23(日) 23:10
>>76 ジュリアさん。

 利点としては
農薬代がかからない・まく手間が省ける・まくときの危険から逃れられる・
田畑の小動物や魚が死なないなんていうのが考えられますね。

88 名前: よっしー 投稿日:2002/06/24(月) 00:05
>>86
ありがとうございます。ホクレンですね、近々相談してみます。
今日は小豆畑に生えた野良いもにラウンドアップを筆で塗りつけてみました。
何日もかけてスコップやフォークでいもごと掘り出し、畑から持ち出すのは重労働なもので。
この掲示板を参考にさせていただき、硝酸カルシウムを混ぜてみました。
非常に仕事が早くて助かりました。あとは枯れてくれるのを待つだけです。

89 名前: PENNY LANE 投稿日:2002/06/24(月) 01:03
>84さん。どういうお方か存じませんが、

90 名前: PENNY LANE 投稿日:2002/06/24(月) 01:32
失礼しました。84番さん、どういうお方か存じませんが、情緒的と
言うか短絡的というか、極論というか、、、もう少し物事を、深く
いろんな角度から見たほうがいいと思います。
私は、このネットでは、本当に勉強になるのですが、自分の考えが
先入観に元ずくものであったり、思い込みであったりしたことを、
ああなるほど、こういう考えもあるのかと確認したりほんとに視野
が広くなるんですね。
リンや石油の枯渇問題ないと、簡単におっしゃりますが、石炭から
石油作ると言ってもコストはどうなんですか。
日本では、まだ海底には石炭があるでしょが、掘るのやめましたよね。
この分野詳しくありませんが21世紀後半以降のエネルギーは、地球温暖
化の問題もあり石油に依存するのでなく水力、風力とか、潮力とか、原
子力は議論がありますが、脱石油を考えなければいけないんじゃないで
しょうか。それに、湖、川から動植物がすくなくなったのも、もちろん
農薬の影響もあるでしょうが、生活廃水や護岸工事や、果てはバスを放
流したり、いろんなことが複合しておきているんだとおもいます。
正確には、いえませんが、女性ホルモンが河川に流入して、環境ホルモン
的影響があるなんていう報告もありましたよね。
農薬を使った、、、虫や魚がいなくなった、、、問題だ、、、やめろ、、
じゃなくてもう少し視野を広くして議論しましょうね。

91 名前: "たてき ◆" 投稿日:2002/06/24(月) 23:31
 なんだか気軽に質問しにくい雰囲気になってきましたが(^_^;)・・・

 63以降の話題のうち、農薬と食味の関係については以下のスレッドへ
移動してください。私も移動しました。

http://science.2ch.net/test/read.cgi/nougaku/1024241346/
【農薬を減らすと何故米はうまくなる? 】

92 名前: 84 投稿日:2002/06/25(火) 20:29
石油は戦時中のドイツ、経済制裁をかせられていた南アフリカが実際に
作っていました。日本も若干ながら作っています。

コストは少し高くなりますが、おどろくほどは高くないです。
日本も円安が進んでいた時は、東南アジアの安い天然ガスを使って
作った石油のほうが安くなるのでは?といわれてた時期があった。

>リンは地核中には多いですが資源としてはそんなに多くありません。

それにしてはリンは安くないですか?

>ちなみに人間の歴史は200万年ぐらいでしょうか。400年などは
一瞬です。

僕は100年先を大丈夫と思ったのです。でも200万年も心配する
必要があるのですか?
人間は3000千年前は洞窟に住んでいたのですよ?ライト兄弟が
飛行機を作ってから
100年もたたないうちに人間は月まで言ったんですよ?

200万年どころか400年先をも心配する必要があるのかな?


それよりも農薬の安全性のほうが心配じゃないかな?

>それに、湖、川から動植物がすくなくなったのも、もちろん
農薬の影響もあるでしょうが、生活廃水や護岸工事や、果てはバスを放
流したり、いろんなことが複合しておきているんだとおもいます。
正確には、いえませんが、女性ホルモンが河川に流入して、環境ホルモン
的影響があるなんていう報告もありましたよね。

文章力が足りなくて申し訳ない。僕は農薬を使った田んぼや
その水が流れる排水溝や川に虫がいない、といいたかったのです。
すべての川ではないです。


話は変わりますけど、まいたあとの農薬はどうなるのでしょうか?
分解されるのでしょうか?でも塩素はどうなるの?







93 名前: "たてき ◆" 投稿日:2002/06/25(火) 23:50
 そうですね、このスレは軽く質問っていう意図のスレなので、
議論継続でしたら別のスレを立てるということにしています。

 資源量及び農業の継続性については別スレで継続しましょう。
食味については>>91に書いてある2ちゃんのスレへ移動しましょう。



94 名前: ひろ 投稿日:2002/06/25(火) 23:56
はじめまして、ひろといいます。
いつもHP&掲示板をみて、勉強
させてもらっている者です。
一応、学生時代は農薬を専攻していました。

さて、84さんの質問と重なってしまいますが、
前から僕が疑問に思っていたことがあります。
現在の農薬は光等で分解しやすいものが多いと
思いますが、その分解産物は安全なんでしょうか?
農薬の安全性評価において、分解産物についてどのように
考えられているのでしょうか?

95 名前: "名無しさん" 投稿日:2002/06/27(木) 13:37
はじめまして。武田といいます。
Entomobrya albocinctaは害虫らしいのですが、色々と調べても
よくわかりませんでした。知り合いの方にこのホームページを紹介
していただいたのですが、どなたかご存知ありませんか?
どのような虫でどのような駆除方法があるのか教えてください。お願いします。

96 名前: "たてき ◆" 投稿日:2002/06/27(木) 17:48
>>95
Entomobryaはトビムシで、その害虫はトビムシの一種ということになるんじゃないでしょうか。
それ以上はわかりませんね、すいません。どなたかよろしく(^_^;)

97 名前: "たてき ◆" 投稿日:2002/06/27(木) 23:56
>>94

 分解については光・土壌・水による分解を行って、それぞれどんな代謝物ができるかを
調べています。そして主だった代謝物については毒性も調べます。
その内容は学会誌や本に載っていますが、一覧できるような本はないです。

 有機化合物は最終的には二酸化炭素や水に代謝されます。しかし、その課程は複雑ですし、時間もかかります。
塩素はどうなるかというと・・・塩素の種類によりますね。
アルキルに結合した塩素は塩化物イオンになるでしょうね。ベンゼンなどについた芳香族塩素は
生物的に脱塩素されるでしょうね。


98 名前: "たてき ◆" 投稿日:2002/07/01(月) 23:39
>>95
http://www.ams.rdg.ac.uk/zoology/collembola/maps/182ENalb/

こんなページありました。
Entomobrya albocinctaはイギリスでは樹皮の下でもっとも普通に見られる
トビムシの一種だそうです。

99 名前: かっつ 投稿日:2002/07/02(火) 19:34
 はじめまして、「減農薬・無農薬栽培について」のスレッドにも書いたのですが、こちらにもお邪魔しました。青森で教員をしているかっつと申します。どうぞよろしくお願いします。
 実は今、まべち農協青年部の方々の協力を得て子どもたちとともにアイガモ農法に取り組んでいます。
 子どもたちは、最近無農薬とか低農薬という言葉を耳にし、「無農薬が健康にも自然にもいいのだ」と考えるようになりました。ところが、実際に農薬を使った場合と使わない場合とで何がどう違うのかという話になると、答えはあいまいになってしまいます。
 先日、除草剤をまいた田と、除草剤をまいていないうちのアイガモの田んぼでなにか違いは見られるかなということで、比べることになりました。最初子どもたちは、除草剤をまいてあるほうには、薬のせいで生き物がいないんじゃないかと予想したのですが、実際に調べてみると、普通におたまじゃくしもゲンゴロウもいました。
 むしろ、私たちのアイガモ田のほうが、ひえだらけで、色も黄色っぽいのです。ひたすら草むしりに時間を費やしてしまいました。
 水を採取して、中にいるプランクトンの量なども比較してみましたが、やはりどちらにも普通に見られました。
 「農薬は水に溶けているから、生き物に何か影響を与えているのではないか」という子どもたちの予想は見事打ち砕かれてしまいました。
 私もまだまだ勉強不足で、農薬の害についてはよくわかりません。一昨年は生協コープあおもりの先生を呼んで、農薬のことについて少し勉強する機会がありましたが、もっと勉強しなくてはいけないと思いました。生物濃縮という話もあるようなので調べてみたいです。
 農薬を作っている人たちも当然環境を配慮した薬を作っていると思いますし、子どもたちとこれからどう考えていけばいいのか少し迷っているところです。
 授業を通して、僕は将来農業をやりたいと思える子が1人でも増えればいいなと思っています。何かアドバイスありましたら教えてください。よろしくおねがいします。

 



100 名前: "たてき ◆" 投稿日:2002/07/02(火) 23:10
>>99
 同じ書き込みが別のスレにあるのでそちらでこの話はする事にしましょう。

101 名前: RN 投稿日:2002/07/07(日) 05:16
 農薬の製剤について質問いたします

 同一の農薬で粒剤や水和剤等複数の剤型があるものがあります
それぞれ意味があるとは思いますが、中にはフロアブルとドライフロアブル(ストロビーなど)や水和剤と乳剤(ダーズバンなど)、水で薄めて散布するという使用方法は同じなのに複数の剤型で発売されているものがあります

 付着性の善し悪しもあるんでしょうけど、どのように使い分けているんでしょうか?
 なぜ剤型によって登録作物に違いが出てくるのかよくわかりません
 お教えくださいませ



102 名前: "たてき ◆" 投稿日:2002/07/08(月) 01:29
 剤ごとに会社ごとに事情があると思うのでわからないというのが正直なところ。
 ただ、理由として考えられるのは以下のようなことです。

1:薬害:同じ原体なら一般に乳剤>フロアブル>水和剤
2:残効性:同じく 水和剤>フロアブル>乳剤
3:即効性:同じく 乳剤>フロアブル>水和剤
4:混用の可否: 一般論はない
5:効果:対照病害虫、速効性重視か残効重視か、草に浸透させるか虫に浸透させるか
6:コスト:乳剤>水和剤>フロアブル>ドライフロアブル

 つまり、適用作物と適用病害虫と求められる性能をまず考えて、それに薬害や混用を見極めた上で
コストを考慮して製剤は決まると言うことですね。

103 名前: "たてき ◆" 投稿日:2002/07/08(月) 01:35
 コストというのは対象作物によっても変わります。
一般的に芝とかお茶とか果樹のような高付加価値が期待できる作物には
農薬に対する要求も値段より効果や安全性が求められる傾向があります。

 一方野菜やコメは付加価値が相対的に低いので、農薬に対してはコストが
重視される傾向があります。

 そういったことが製剤にも関わってきます。

104 名前: "名無しさん" 投稿日:2002/07/08(月) 02:21
>>102
>6:コスト:乳剤>水和剤>フロアブル>ドライフロアブル

これは安上がりな順ですよね。
(乳剤がいちばんコスト高に見えちゃう)

105 名前: "たてき ◆" 投稿日:2002/07/08(月) 07:54
>>104
 そうです、そうです。有利な順番ということで

106 名前: RN 投稿日:2002/07/08(月) 20:30
ありがとうございます。ですが、残効性や即効性の差は原体が違わないのにそんなに顕著に出るものなのですか?

それと例えばアドマイヤーなど水和剤とフロアブルでは成分量は違っても同じ希釈倍率で同一作物の同一害虫に適用がありますが、剤型によってそれほどききめに違いがあるのでしょうか?

だとしたら、低成分の方が”環境と散布者に優しい”感じがしますが、本当のところはどうなのでしょうか

107 名前: "たてき ◆" 投稿日:2002/07/09(火) 08:00
>>106
 同じ原体でも製剤次第で残効とか即効性とかはだいぶ変わりますね。
やり方次第では残効を倍にしたり3倍にしたりする事もできます。

 アドマイヤーのことはわかりませんが、一般論としてはフロアブルの方が
水和剤より低薬量で効くけど残効性では劣ります。
水和剤は初期効果は甘いので薬量が高いんでしょうね。そのぶん残効はあると思いますよ。
ただ、アドマイヤーは水にある程度溶ける剤なので製剤の差は出にくいとも思います。

108 名前: "名無しさん" 投稿日:2002/07/09(火) 19:03
コスト的にアクタラ(シンジェッタ)はどうでしょうか?

109 名前: あぼーん 投稿日:1999/01/01(金) 00:00
あぼーん

110 名前: RN 投稿日:2002/07/09(火) 20:04
たびたびありがとうございます。

製剤の違いでそれほど残効に差が出るものとは知りませんでした

ですが、浸透移行性のある農薬の残効(植物体内での分解速度)も製剤で変わるのですか?
たびたびの質問で済みません

111 名前: あぼーん 投稿日:1999/01/01(金) 00:00
あぼーん

112 名前: あぼーん 投稿日:1999/01/01(金) 00:00
あぼーん

113 名前: "たてき ◆" 投稿日:2002/07/09(火) 22:20
>>110
 植物体内に入ってしまえば製剤は関係ないですね。同じでしょう。
でも、植物体内にはいるまでのところは変わる場合も多いです。
具体的には原体の粒径が小さいほど取り込まれやすいですし、
クロップオイル(展着剤みたいなもん)を含有している製剤の方が
取り込みは早いですし。
 残効についていえば粒剤など土壌処理するものもありますからね。
やはり処理方法によって残効は変わるものとみていいでしょう。

114 名前: 農薬会社内定者 投稿日:2002/07/22(月) 22:18
某巨大掲示板でこんな書き込み見つけました


44 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :02/07/22 21:33
日本の農薬会社に未来は無いってホント?


45 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :02/07/22 22:04
>>44
2006年(?)の法改正で国内の大半の農薬は使えなくなるらしい。
農薬の危険な成分は、現在使われている機械では検出できない。
検出できない「安全」なんだとw
まあ、農薬会社はいままで○協と組んで
さんざん甘い汁吸ってきたんだから、もういいでしょ。


  …本当ですか??

115 名前: 名無しさん@魚毒性Bs 投稿日:2002/07/22(月) 22:39
>>114
私も詳しいことは知りませんが、生態系への影響の話ではないでしょうか。
環境省で、農薬の登録を取るための試験に生態系への影響を考えたものを含めようとしているらしいです。
その条件をどうするかについて、現在議論されているそうですが、環境省案が結構厳しいものだそうです。
ただ、国内の大半の農薬は使えなくなるということはないと思います。
>>農薬の危険な成分は、現在使われている機械では検出できない。
>>検出できない「安全」なんだとw
という話はインチキ臭そうですが。

116 名前: 名無しさん@魚毒性Bs 投稿日:2002/07/22(月) 22:41
あっ、ここはたてきさんより先にレスしてはいけないスレでしたっけ。
すみません。

117 名前: "たてき ◆" 投稿日:2002/07/22(月) 23:12
>>115 本来はたてきがまずレスするスレなんですが、
週末掲示板さぼってたし(^_^;)出張だったもんで。

 で、114の話ですが某2ちゃんねるも困ったもんですね。
風評の流布はタイーホ対象です。

 それはともかくとして今後数年以内にいろんな農薬が消えるかも?
というのはあながちウソではないかもしれませんね。でも、それでメーカーがつぶれるかといえば?です。

118 名前: "たてき ◆" 投稿日:2002/07/23(火) 08:29
>>117
 農薬が無くならない限り、古い農薬が無くなっても新しい農薬が取って代わるだけ
という意味です。
 長嶋が引退してもジャイアンツは不滅って感じ?DDTや水銀剤のような農薬の
川上、有機リン剤が長嶋、CNPが王なら、その後を次ぐ原も中畑も松井な農薬もあるってことです。
悩みは年俸の高騰か。

119 名前: いせりあ 投稿日:2002/07/23(火) 19:42
 あ、あの〜、質問のなのですが、
120 g ai/haと文献でみたのですが、
aiって何ですか?
自分で簡単には調べたんですが

よろしくお願いします。

120 名前: 農薬屋分析班 投稿日:2002/07/23(火) 22:35
>>114
僭越ながら一言付け加えさせてください。
2006年云々というのは、昔に登録を取得した農薬の
再登録を取得する際の基準が、この年あたりから基準が厳しくなり、
新規に登録を取るのと同じ試験項目が要求されるようになると
いうことだと聞いています。
>>115さんが、いうところの毒性もそうなんだけど、
代謝試験などについても、登録取得時に使えたデータが
使えなくなってしまって、一から試験をやり直す必要が
出てきて、今からてんてこ舞いしているメーカーもあるようです。



121 名前: "たてき ◆" 投稿日:2002/07/23(火) 22:40
>>119
 有効成分の量ですね。
農薬は製剤をまきますから、まいた量は=有効成分量というわけではないんですね。
ですから有効成分量を言いたい場合はそういう単位を使いますね。
  


122 名前: 農薬屋分析班 投稿日:2002/07/23(火) 22:43
(続き)
したがって、登録を維持するには、かなりの経費が
かかってしまうため、新しい薬に押され気味のものでは
更新をあきらめるものも、かなり出てくると思います。

>農薬の危険な成分は、現在使われている機械では検出できない。
>検出できない「安全」なんだとw
このあたりは、あまり真面目にコメントする気になれませんね。
いくら匿名の掲示板だといっても、ここまで自分の無知を
さらけ出して恥ずかしくないのかな?



123 名前: 農薬屋分析班 投稿日:2002/07/23(火) 22:58
>>119
ついでに付け加えますと
ai=active ingredient の略です。

124 名前: いせりあ 投稿日:2002/07/23(火) 23:08
ありがとうございました。
IPMについての教科書を読んでいます〜。

125 名前: IBTL 投稿日:2002/07/23(火) 23:38
>>123
違うと思います。
実際は、原体混在物を含む原体想定量仕込み量のことで、
有効成分化合物単独での含有量を表示してません。
英語では正しいですが、本来は不適切です。

126 名前: "たてき ◆" 投稿日:2002/07/24(水) 00:47
>>125
 ちょっと文章がわかりにくい。私も深くは考えてなかったんですが、
もう一段くわしくお願いいたします。

127 名前: 農薬屋分析班 投稿日:2002/07/24(水) 00:55
>>125
農薬製剤は、いわゆる「増し仕込み」をしてるのが普通なので
製剤中の有効成分含有量が、表示量よりやや多いのは
その通りなのですが、
「違う」とか「不適切」といわれてもねえ・・・
なんか重箱の隅を突っついてるみたいで・・

128 名前: "名無しさん" 投稿日:2002/07/24(水) 21:03
>>127
125は、工業的に作り得る、いわゆる「原体」は不純物を含むので、
「真の有効成分」の含量は表示値よりも低くなる、と言っている
ようですね。多分。「増し仕込み」は関係ないかと。
(増し仕込みによって、表示値と真の有効成分含量は近くなりますね)

まあ、どっちにしても重箱の隅には変わりないですが。

129 名前: 名無しさん@魚毒性Bs 投稿日:2002/07/24(水) 22:24
いずれにせよ、農薬は製剤分析をして表示されている以上の有効成分が含まれていなければ
製品としてアウトです。だから重箱の隅をつついてもあまり意味がないのでは?

130 名前: "たてき ◆" 投稿日:2002/07/24(水) 23:07
 と、いうことは、原体の含有量は通常表示値よりも2〜10%ぐらい多めに入っていますよね。
例えば5%含有製剤なら5.25%とか実際には入っている。

 その場合、g ai/ha で表すとすれば、例えば500g ai/ha or 525g ai/ha となるわけですよね。
そういう点の話でしょうか。前者は効果面を考える際、後者は環境安全性を考える際などが考えられますが、そういうこと?

131 名前: やま 投稿日:2002/07/24(水) 23:30
表示値は純度換算を考慮した数字になってるので、不純物うんぬんは
関係ないと思うのですが・・・

132 名前: "たてき ◆" 投稿日:2002/07/25(木) 00:26
>>131
 そういえばそうですね。

133 名前: ★たてき 投稿日:2002/08/06(火) 00:18
定期age

134 名前: ★たてき 投稿日:2002/08/19(月) 23:37
定期age

135 名前: へそ曲がりの消費者 投稿日:2002/08/26(月) 02:02
 はじめまして。
 農薬について、教えていただきたい事があります。なんか専門的で難しい話が多いコーナーで気が引けるのですが、・・・。
 先日、農薬は登録制度があって毒性を検査しているので、使用方法を守って使えば安全だと聞きました。でも、農家の方が農薬を使用するときはいくつかの農薬を混ぜて使うときが多いと聞きます。また、混ぜなくても前に使った薬が作物に残っているうちに使われることも多いと思います。農薬を混ぜると相乗効果で毒性が増したり、効果が相殺されることはないのでしょうか。また、農薬の登録制度ではすべての農薬の組み合わせを試験した毒性データを評価しているのでしょうか。単独の農薬の毒性試験しかしていないのならば、それぞれの農薬の使用法を守っても安全だとは言い切れないように思うのですが、・・・。基本的に何か勘違いをしているのかもしれないのですが、宜しくお願いいたします。

136 名前: ★たてき 投稿日:2002/08/26(月) 23:12
>>135

 農家が農薬を混ぜて使ったり、最初から混ぜられている製品を使うことは普通に行われています。
 農薬を混ぜることにより予想以上に効果が上がる場合(相乗効果)があります。
逆に効果が下がる場合(拮抗作用)が出る場合もあります。

 例えばですが、昆虫の神経を混乱させる殺虫剤と昆虫の神経を沈静化する殺虫剤をまぜれば拮抗するかも知れませんし、
昆虫に代謝(無毒化)されやすい殺虫剤に代謝をかく乱するような殺虫剤を混ぜれば相乗作用が出るかも知れませんね。

 人畜毒性について全ての農薬の組み合わせを実験しているということはありません。
想像もできないような組み合わせで誰も知らない毒性を発現する可能性はあります。
 しかし、われわれが摂取している農薬の量は微量ですし、個々の農薬が毒性を発揮する量から
比較すれば取るに足らない量であることはわかっています。

 また、過去の経験、及び数種の農薬を混合して毎日食べさせた実験などの結果からすれば、
人畜にある種の農薬が混合されることにより毒性を発現するとは専門家は考えていません。

 ただし、これは消費者が一般の食事をしている場合のことを指しており、
農薬を散布する農業者が複数の農薬に高濃度で暴露された場合などは、保証できません。気をつけてください。

137 名前: へそ曲がりの消費者 投稿日:2002/08/27(火) 01:38
 たてき様、早速のご回答ありがとうございます。
 大体は納得いくのですが、「個々の農薬の毒性を発揮する量から比較して農薬の摂取量が微量だから大丈夫」ということについては、毒性の相乗効果や複数の食品からの多種類の農薬摂取を考えるとちょっと科学的では無いような気もするのですが・・・。
 でも、今できる科学的な試験で複数の農薬摂取についても考えられていることがわかり、少し安心しました。ありがとうございます。
 まぁ、今のところ健康に支障もないし、あまり気にすると具合悪くなりそうなので、この辺で考えるのはやめようと思います。

 

138 名前: ★たてき 投稿日:2002/08/27(火) 01:56
 今晩はパソコンの前に常駐しているので即レス体制です(笑)
これ書いたら寝ます。

 毒性を発揮する量から考えて大丈夫の部分ですが、実際にわれわれが摂取している
農薬はADI(基本編呼んでください)の1〜2%程度以下なんですね。
ですから、相乗効果が認められるような組み合わせがあったとしても、その組み合わせ通り
われわれの身体に毎日欠かさず入って来るというのは確率的に考えにくいんですよね。
 また、相乗効果でどれぐらい毒性があがるかなんですが10倍を越えることはないんじゃないかと
私は感覚的に思ってます。感覚なのでデータはありませんので非科学的といわれるかもしれませんが。

 複数の農薬摂取実験は10種あまりの農薬をADI量毎日食べさせた動物試験を見たことがあるという程度です。
その中身は全てを網羅しているわけではありません。逆に複合的な毒性を発現したというデータも見たことあります。
ただその条件が体内で起こり得るのかは上記の理由により疑問でした。

139 名前: トラタマ 投稿日:2002/08/27(火) 02:44
初めまして。最近、無登録農薬を取り巻く話題が大変多く、私、農薬販売業の者としても、随分と困惑しているところです。ところで、農薬登録について質問をします。ダコニールとベンレートそれぞれでは登録農作物が多種類あります。ところが、混合剤のダコレートでは、水稲と桃のみしか登録がありません。したがって、野菜にダコレートを使用すれば、厳密には違反になるけども、ダコニールとベンレートの現地混用との区別がつきません。このことについて、いかがなものでしょうか?
また、レタスには、DDVP50乳剤を1000倍で登録がありますが、現実にはDDVP75乳剤を1500倍で使用されています。ppmレべルでは、同じと考えてよいと思うのですが、やはりDDVP75乳剤の使用は違反になるのですかねえ?

140 名前: たぬき 投稿日:2002/08/27(火) 08:24
>137
食品として口に入るような濃度ではほとんど気にすることは
ないと思いますが、作業者である農家さんは別です。
有機リン同士を混用した場合(散布液の濃度、もしくは原液)では急性毒性が強まるケースがあります。
ご注意を!

>139
結論から言えばどちらも、農薬登録の制度が理由です。
登録をとるには
1)残留データー
2)効果・薬害を公的機関(試験場など)で評価したデーター
がどちらも必要です。
どちらも経費がかかります。
ご指摘の事例では、残留データーは濃度が同じか薄くなる場合は読み替えできますから、お金はかかりません。
しかし、効果・薬害データーは必ず実施が必要ですから、経費が発生します。
従って、市場規模、予想売り上げ、またそれが登録を取ることにより先行する剤の売り上げが低下しないかなどを勘案して実施となります。
この場合はそういった理由から登録を取ってないのでしょう。


141 名前: たぬき 投稿日:2002/08/27(火) 08:25
ごめなさい
139へのレスはたてきさんがまだでした。
すみません。

142 名前: ★たてき 投稿日:2002/08/28(水) 00:53
 たぬきさんありがとうございました。ご名答。
有効成分が同じでもそれ以外の成分が違ったりすることもありますのでご注意。

143 名前: たつや 投稿日:2002/08/28(水) 11:01
たてきさん教えて下さい。残留問題についてです。
作物残留については食品衛生法で残留基準が設定されていますが、
土壌残留についてはどのような基準があるのでしょうか。
農薬取締法を見ても基準はないようですし、農薬の選別だけ
注意するのでなく、最初から安全な土壌を選別する必要が
あるのではと思うのですが、土壌分析をするのにどのような
判断基準で取り進めればよいかご指南頂けたらと思います。


144 名前: 名無しさん 投稿日:2002/08/28(水) 20:14
>139
139の質問とは問題の質が違いますけど。関連して。低濃度での登録外使用というのは、どのように解釈したらいいんでしょうね。「効果は保証できない」に留まるような気もしますが。実際、ノウハウとして天候や時期、状況に合わせて、あるいは混用時の相乗効果を利用して、薄く使ってコストを抑えることはいいことだと思いますし、その辺の技術で差別化を図る散布業者さんや農家の方も実際多いのではないでしょうか。それは殺菌剤や除草剤にも言えることだと思います。本質的には無駄にまく必要性は全くないわけですから。でも、それで効かないことを薬剤のせいにしたり、補正散布で結局、農薬の使用量が増えてしまっては本末転倒ですが。

145 名前: ハニー 投稿日:2002/08/29(木) 16:54
たてきさんこんにちわ。
今年に入って登録失効になった農薬を教えてください。


146 名前: ★たてき 投稿日:2002/08/29(木) 23:43
>>145
 ホイッ
http://www.city.okazaki.aichi.jp/jnc/bojyo/sikk.htm


147 名前: ★たてき 投稿日:2002/08/29(木) 23:58
>>143
 調べてみないとはっきりしたことは言えません。知識が乏しくて(^_^;) 有識者の方の出現を望む。
土壌残留基準というのはないと思います。
土壌中での消長は半減期で示され、半減期が長い農薬は登録取るのが難しいです。
また、後作への影響がでないのうどまで落ちてる必要があり、特に除草剤は後作に
影響が出る可能性があるので詳しく調べられています。

148 名前: ★たてき 投稿日:2002/08/30(金) 00:40
>>144
 薄くあるいは少なくまくことは効果への悪影響さえなければ
問題はないと思います。
 ネックになるのは散布ムラですね。液剤の場合は有効成分を少なくしても水量は
多くした方が散布ムラは少なくなります。しかし、製剤によっては薄すぎると葉への付着性などを
損なって効果が低下する場合もあります。
 粒剤や粉剤は散布ムラが出やすいですね。水田の粒剤処理の場合は、1枚の田んぼの中でも
散布ムラにより場所によって農薬濃度が数倍の差になることも普通にあります。
少量処理だと低くなったところが不効になる可能性が高まるのでリスクが大きいですね。

149 名前: どんちゃん 投稿日:2002/08/30(金) 20:50
>>私は決して有識者ではないのですが、聞いた話をひとつ。土残の考え方には、国によって様々なようです。専門外ですが除草剤での解釈の一つは、乱暴に省略した言い方をすれば「後作への影響、連作障害が出なければ残ってたっていい」と言う考え方です。もちろん、半減期が極端に長い物やそのものあるいは分解物が周辺環境に影響を及ぼすものは論外ですが。ただ単に無害な物質として残っているだけであれば問題ないという解釈ですね。ただ、現実は農薬の開発段階のかなり初期に土残を自社評価し、長い物は中止あるいは改良などを行うメーカーが殆どだと思いますが。反論が多そうですね。「書き込む」のボタンを押すのがちょっと怖い(^_^;)

150 名前: おろおろし 投稿日:2002/08/30(金) 21:24
>>146
 大変参考になりました。
ありがとうございました。

151 名前: Ag 投稿日:2002/08/30(金) 22:31
土残は農薬成分あるいはその主な代謝物を含めたトータルで
圃場条件において半減期が1年を超えるものは申請を受け付
けてもらえない、もしくはかなり困難と聞きました。
ですから最近の農薬の圃場条件での半減期は数日から数ヶ月
程度でしょう。


152 名前: 妊婦 投稿日:2002/08/31(土) 15:09
たてきさん、はじめまして。
話題になっている無登録農薬、プリクトランについてお尋ねします。
私は妊婦なのですが、無登録農薬の事がニュースに出るまでに
かなり頻繁に梨を食べていました。
(つわりの時でも梨なら食べられたので)
皮を剥いて食べたとしても、実の部分にもかなりプリクトランは
残留しているものなのでしょうか。
プリクトランには胎児に奇形を及ぼす危険があるとのことで
とても心配しています。
よろしくお願いします。


153 名前: ★たてき 投稿日:2002/08/31(土) 21:22
>>152
 とっても不安で夜も寝られないかもしれませんね。でも、全く心配いりません。

 まず、今回の事件は使用したこと自体がとがめられているのであって、今のところそれら農作物から
プリクトランが高い濃度で検出されたという話は聞きません。つまり、仮にプリクトランを使った梨を
購入していたとしてもプリクトラン自体の残留があったかどうか。分解しやすい薬剤であり、残留量は
心配する量ではなかったでしょう。

 次に実験により農薬は皮をむくことにより99%以上除去されることがわかっています。

 また催奇形性というのは妊娠の初期(2〜4ヶ月、特に4〜7週)に問題となる特性です。
その時期以降は薬剤による催奇形性についてはあまり考えなくても良いでしょう。

 さらにプリクトランは催奇形性に関するデータに問題があり失効しましたが、その後の実験により
催奇形性は問題ないとされており、現在も日本以外の国では使われているところもあります。
また催奇形性試験というのは毎日エサに混ぜて実験するものです。

 これらの点から考えて、妊婦さんにとって梨を食べたことが胎内の子供に影響を及ぼすとは
考えられません。

154 名前: 名無しさん 投稿日:2002/08/31(土) 22:27
ちょっとお聞きしたいのですが、
>>146のリンク先で登録失効となっている農薬は、
もう使ってはいけない、ということなのでしょうか?
もし、使っていけないというのなら、どうにかして処分しないといけないと言うことになるのでしょうか?
教えてください。

155 名前: ★たてき 投稿日:2002/09/01(日) 00:40
>>154
 これは私の理解なので間違っていたらつっこんでください>有識者各位

 登録が失効した農薬は販売してはいけないんですが、それ以前にそれを入手していた農家が
使用することは問題ないと理解しています。使用が禁止された農薬は使用しては行けないし、
販売したメーカーなどに回収が指示されるのが普通です。
 登録失効のほとんどがメーカーの販売政策の都合なので(つまり売れていないので登録維持の
必要なしってこと)使用禁止というのはまれです。


156 名前: 妊婦(152です) 投稿日:2002/09/01(日) 12:58
丁寧なお答えありがとうございます。
安心しました。
ずっと農薬の事が頭から離れなかったのですが、これで落ち着いた
妊婦生活に戻れそうです。



157 名前: きん 投稿日:2002/09/01(日) 13:43
土壌残留基準は「環境基本法」の環境基準に幾つかあります。
http://www.env.go.jp/kijun/dojou.htmlhttp://www.env.go.jp/kijun/dioxn.html
基準があるのは重金属、有機塩素化合物と農薬ですが、農薬だけを挙げるとチウラム、シマジン、チオベンカルブ、パラチオン、メチルパラチオン、メチルジメトン、EPNがあります。
この基準は達成目標なので、基準を越えていてもすぐに逮捕されることはありません。
一方、"農用地の土壌に含まれる特定有害物質により、「人の健康をそこなうおそれがある農畜産物が生産され、又は農作物等の生育が阻害されることを防止」することを目的として"「農用地土壌汚染防止法」が制定されています。
これは汚染状況を調べて対策を施すのに国がお金を出してあげますよ、という主旨のようです。但し対象はCd,Cu,Asのみで、農薬は対象外です。
さらに、工場なども対象に範囲を拡大した「土壌汚染対策法」が今年の5月にできました。対象物質として明記されているのは今のところPb,As,TCEだけですが、それ以外の「特定有害物質」が来年早々に追加発表されると思います。
この法律は懲役や罰金などの罰則がありますので、対象に農薬が入ると農薬ご使用の皆様にも関係が出てくるかもしれませんね。


158 名前: ★たてき 投稿日:2002/09/01(日) 18:20
158にりんご百姓さんから書き込みありましたが、
「無登録農薬の販売でついに逮捕者が」スレに移動しました。

159 名前: 消費者の疑問 投稿日:2002/09/02(月) 21:23
中国野菜の残留農薬とか無登録農薬の問題が新聞紙上を賑わしています。消費者としては、何を安心して口に入れられるかが一番の関心になっています。
前々からスーパーに「有機栽培野菜コーナー」がありましたが、最近はそのスペースがどんどん広くなっています。
消費者にはうれしい事(価格の問題は別として)なのですが、いったい全体の何%が有機栽培なのでしょう。
インターネットでもいろいろと探しましたが、そんな統計を見つける事ができなく、ご存知の方がいたら教えてください。

160 名前: 154 投稿日:2002/09/02(月) 22:46
たてきさん、ありがとうございます。
安心して(?)使えるのですか。
確かによく見ると他のメーカーで販売中の農薬と同じ成分のもありますしね。

161 名前: ★たてき 投稿日:2002/09/03(火) 08:08
>>159
 正確な統計はありませんが日本国内で有機栽培に取り組んでいる農家は1%以下と思われます。
輸入野菜にも有機ものはありますが非常に少ないはずです。
JASの認証マークがついた野菜以外は正しい有機野菜ではありません。
スーパーの販売を拡張できるほど有機栽培野菜があるわけがありません。
 なお、有機栽培野菜なら農薬を使っていないというのは幻想です。
無登録農薬は農薬じゃありませんから使っても認証はとれます。
普通の野菜を普通に食べるのが一番確実というのが私の考えです。

 有機栽培農家の中には真面目なところもありますがどの有機栽培が
真面目でどれが不真面目かなんかわかるはずもないですし。


162 名前: ★たてき 投稿日:2002/09/03(火) 22:48
>>161
 調べてみましたら、こんなHPがありました。
http://www.maff.go.jp/soshiki/nousan/nousan/kanpo/s-gikyo.pdf
 農水省の統計データですね。これによれば、有機栽培に取り組んでいる農家の戸数は、
全国で約10800戸であり、全農家に占める割合は0.46%ですね。
 さらに、この全ての農家が有機の認証を取っている農家ということはあり得ないですし、
有機栽培をやっている農家は一般論として規模が小さいところが多いので、
出回っている野菜に占める割合はもっと小さいんじゃないかと思います。

163 名前: 消費者の疑問 投稿日:2002/09/03(火) 22:51
たてきさん、ありがとうございました。
まったくそのとおりと思います。
中国野菜の残留問題が出るまでは、スーパーにも安い中国野菜が目玉商品としていっぱいあったのに、今はぜんぜん見かけなくなりました。
一時の中国ネギも、今はどこえやらという感じです。ただ不思議なのは、国産ネギが中国ネギくらいに安くなったように思うのです。
あれほどに「中国ネギとは競争できない」とか「産地を保護してほしい」と言っていたのが、これまたどうしたのという感じですか。
もしかすると、産地をごまかしてる? ちなみに洋服では、日本でボタン付けするだけで「日本製」のラベルを付けられると聞いた事があります。
この時は、「中国から半製品を輸入し、最終工程を日本でして、製品となった」と理解するようです。
なんか質の悪いマジックのようですが。。。。

164 名前: ★たてき 投稿日:2002/09/03(火) 23:24
>>163
 季節とか作況によっても値段は変わりますからね。
年中同じ野菜がスーパーで同じ値段で売っているというのは
ものすご〜く異常なことですからね。その異常を正常にするために
多くの技術と関係者の努力があるわけですけどね。

 うちの近所スーパーも「初物 中国産まったけ」とど〜んと宣伝してましたが、
中国まったけから農薬が出たという記事が出た次の日には「北朝鮮産」になっていました(^_^;)
ホントにそうなのかもしれないけど、信じろという方が無理・・・

165 名前: ふつうのひと 投稿日:2002/09/03(火) 23:51
我が家の近くにアスパラの産地があるのですが、アスパラ農家でもないある業者のところに輸入アスパラの空のダンボ−ルが積み上げてあったという話を聞いたことがあります・・・・消費地でもないのに・・・中身はどうしたのでしょう??

166 名前: ★たてき 投稿日:2002/09/04(水) 00:27
 それが事実ならばものすご〜〜くAYASHIIですねぇ・・・困ったもんだ。

167 名前: 寅ちゃん 投稿日:2002/09/04(水) 15:02
たてきさん、雑草および除草剤について質問です。どっかで聞いたんですけど、水田や畑地の雑草は確かに農業生産の邪魔で、防除する必要があるんですが、何も100%殺す必要はないんですよね?収穫に多少の損失がでてもいたしかたないという考えですが。現在の除草剤は完全に雑草を枯らしてしまうものなのでしょうか?また、植物毒性を低く押さえたような薬剤も現在ではぼちぼち使われているのでしょうか?わたしは大学で化学をやっていますが植物生長阻害物質なるものは昔から数多く天然物由来で見つかっていますよね。例えばフェノール性化合物やベンゾイックアシッド類縁体などなど....。このような植物体に含まれる成分を雑草の防除に利用しようと言うのがアレロパシーだと思うんですが、そこのところは農薬家さんとしての見解を教えて頂ければなあと思います。

168 名前: 名無しさん@魚毒性Bs 投稿日:2002/09/04(水) 22:28
>>164
北朝鮮産のマツタケは私も売っているのを見ました。前は中国産ばかりでしたが。
これだけ偽装表示が問題になっているのに、大丈夫なのでしょうか。
急に輸入先を変えたのでしょうか?
それとも小泉首相北朝鮮訪問に向けたパフォーマンスか?



169 名前: tea-farm 投稿日:2002/09/04(水) 22:42
某百貨店では、実際に緊急に輸入したそうな。
でも2日位は間があったはずですけど。

中国産は、消却らしい。費用は誰が持つのか迄は聞いていませんけど。


170 名前: 名無し君 投稿日:2002/09/05(木) 00:54
マツタケは世界各国で生産されていると言っていいほど多くの国ででくるんです。

我が国の主な輸入先は6〜8月は中国、8月下旬より北朝鮮、9月からはカナダ(ちと見た目の色が違いますが香りは最高)。
冷凍ならモロッコやトルコからも。

焼却は検出されたロットのみでしょうね?、毎年流通不具合等により潰れる商社が多いので気にするのは報道のみでしょうね。

171 名前: 名無しさん 投稿日:2002/09/07(土) 16:43
たてきさん教えてください。
無登録農薬の販売でついに逮捕者がのスレッドの149のレスについて教えていただきたいのですが、ステビア粉末や抽出液等は農作物に使用してはいけないものなのですか?

172 名前: ★たてき 投稿日:2002/09/07(土) 16:51
>>171
 普通に考えれば全然問題ないと思うんですが、私も最近わからなくなってきました。
法律の面からみた場合、ステビアを使用することは農薬取締法にはひっかからないですよね。
食品面からみた場合、食添として使用制限なしと指定されているので使用は問題ないでしょう。


173 名前: 名無しさん 投稿日:2002/09/07(土) 17:57
>>167
たてきさんの前に横レス失礼。
一般的には除草剤は雑草を完全枯殺しますが、のり面や緑地帯では寅ちゃんさんの
おっしゃるような防除方法で生育を抑制することでも充分に役目は果たせるかと思います。
ところが農業生産現場では雑草を介したウィルス病も存在し、害虫が保毒する原因にも
なっています。
そういった現場ではウィルス病の広がりを抑えるために雑草の完全枯殺は必要です。
また病害虫の発生源にもなるため、一般的には雑草は枯らしましょうと指導されています。

174 名前: ★たてき 投稿日:2002/09/08(日) 16:35
 収穫の多少ということあれば後期に雑草がちょっとぐらい生えたところで
そんなに問題はないでしょう。ただ、コンバインで刈り取るときに作業の邪魔に
なったりするようなことはあるかもしれませんね。
 また、見栄えを気にする農家もいますね。雑草の生えてない田んぼは良い農家、
生えてる田んぼはさぼった農家といった価値観ですね。地区によってはそういう農家同士の競争(?)が
激しいところもあるとか。

 ところで、最近は田んぼの中よりも休耕田とか畦などの除草が推奨されていますね。
これはそういう雑草を野放しにしておくと、カメムシの温床になるという考えのようです。
でも、やりすぎちゃうと天敵の住かも奪っちゃうのではないかとも言われています。

175 名前: 名無しさん 投稿日:2002/09/08(日) 21:37
実家で名前を聞いたことがあるので・・・
http://www.zennoh.or.jp/ZENNOH/DATABANK/eigi/9707-top/top-279.htm
雑草の生育を抑制する系統独自の新除草剤 「グラスショート液剤」
こういう除草剤もあるようです。
田んぼの畦や斜面に除草剤を使って草を完全に枯らすと、
雑草の根によって押さえられていた土が崩れてしまうので、
雑草を完全枯死させるのではなく、丈を低く抑える薬剤のようです。

ただ、値段が割高なためか、使ってる人はあまりいない、ということでしたが・・・

176 名前: どんちゃん 投稿日:2002/09/09(月) 20:30
>>167
もちろん、100%防除する必要はないかもしれませんね。ただし、収量減や等級の低下、収穫時の手間というリスクを負わねばなりませんが。
また、米糠農法(?)などでも問題になりますが、雑草(種子)を残すと1年目にある程度うまくいっても2年目以降に雑草が爆発的に増えてしまうことは、よくあることですので要注意ですね。
ちなみに、アレロパシーですが、畑作不耕起栽培で裏作にマメ科のヘアリーベッチを用いた研究が盛んです。
将来的には、有望なアプローチになるかもしれませんね(・・・と10年近く言ってます)。
山間部の畦畔ではヒガンバナのアレロパシーを利用した管理が一部で実施されています。

177 名前: 名無し君 投稿日:2002/09/10(火) 01:18
>>175以前聞いたことあります。

でも除草剤というよりホルモン剤です。


178 名前: どんちゃん 投稿日:2002/09/10(火) 08:07
>>177
ALS阻害剤ですので、ホルモン剤ではないですね。同一成分で除草剤としても使用されています。

179 名前: 寅ちゃん 投稿日:2002/09/10(火) 11:59
専門家の皆さんレスありがとうございます!もうひとつ質問なんですが、除草剤は発芽して生育している雑草を枯らす薬剤だと思うのですが、雑草を生やさない、つまり種子の発芽を抑制するような農薬は過去に使われたり、もしくは現在使用されているようなことはあるのでしょうか?もしくはその逆で休眠雑草種子を一斉に薬剤で発芽させて自然死させるやり方などもあったらいいなと個人的に思ったりしたんですが、教えて下さい。

180 名前: AI 投稿日:2002/09/13(金) 12:54
こんにちは。初めてかきこみさせてもらいます。
古い話で恐縮ですが、CNPのダイオキシン含有と新潟の胆道(嚢?)癌の
疫学調査結果の関連について、どのような結論になったか、御存知でしたら
教えて頂けませんか?

181 名前: 名無しさん@魚毒性Bs 投稿日:2002/09/14(土) 08:09
こんにちは。
水質汚濁防止法で基準値が定められている農薬として、D-D、シマジン、チウラム、チオベンカルブがありますが、
これらが指定された経緯は何か、ご存知でしたら教えてください。
私なりに考えた理由は以下の通りです。
D-D:塩素を含んでおり、水中で分解されにくい。
シマジン:水質汚濁性農薬に指定されている。(ただ、魚毒性はAである。)
チウラム:魚毒性Cである。種子消毒に使われており、廃液が河川を汚染する可能性がある。
チオベンカルブ:水田に乳剤として大量に投与され、河川への流出が多い。(多かった?)
ただ、魚毒性の強い農薬や、水田に多く使われ、河川から多く検出される農薬はこの4剤以外にもあるので、
この4種が特別扱いされているのは時代にそぐわない気がします。
たてきさんより、年配の方のほうがこの辺の事情をご存知かもしれませんね。

182 名前: 名無しさん@魚毒性Bs 投稿日:2002/09/14(土) 08:16
>>180
たてきさんより前の回答になってしまい、失礼いたします。
CNPのダイオキシンに関しては、確かに検出されたが、2,3,7,8-TCDDのような毒性の強いダイオキシンはほとんど検出されず、ダイオキシン全体としての
毒性は低かった。ただ、日本の環境中ダイオキシンの由来として、PCPとCNPがかなりの部分を占めている、というのが現在の調査結果だったと記憶しています。
あと、疫学調査については、結局因果関係がはっきりしないまま、CNPが失効して終わったということではないでしょうか。
より詳細なことをご存知の方がいらっしゃいましたら、フォローお願いします。

183 名前: 名無し君 投稿日:2002/09/15(日) 23:19
>>179

たくさんあります。かなりのメ−カ−から発売してます。

発芽抑制剤は作物によりいくつか発売、過去にもありましたし、発売禁止になったものもあります。

多くがコメ関係または畑作のもの(コメ関係効果なし)なのが残念ですが?。

184 名前: AI 投稿日:2002/09/17(火) 08:59
>182
ありがとうございます。
180について、私の疑問点をもう少し詳しく説明致しますと、CNPの経緯はたしか、
・新潟県の一部の地域について、胆道癌が多いという結果がでた。
 それは水田除草剤であるCNPの使用との関連性があると思われる疫学調査が発表された。
・調査方法など、その論文には科学的な問題があるとの反論もあったが、
 灰色のままCNPは失効となった。
・その後(かなりタイムラグがあったような気がするのですが)、
 CNP他の農薬製剤(特に古い年代の製造品)にダイオキシンが
 不純物として含まれているという報告があり、環境中にこれ由来のダイオキシンが
 かなり含まれているとの報告があった。
というように記憶していますが、この後、胆道癌の発生と、CNP中のダイオキシンの
関連について、再度の調査報告は無かったのだろうか?ということです。
結局あの疫学調査論文は、「的を得たもの」だったのか。御存知でしたら教えて下さい。



185 名前: ナンジャ・タートル 投稿日:2002/09/17(火) 16:34
胆嚢を持っている動物と持っていない動物があるのはご存知でしょうか?
ウマやシカは持っていません。これが由来で馬鹿となったとか。シカの仲間やクジラ、ネズミの仲間は胆嚢を持っていない動物です。
指摘した新潟大の医者は何がスゴイかというと胆癌に目をつけたことです。
比較的簡単に実験できるマウス等の実験動物では胆嚢が無いために証明が不可能です。
よって、イヌ等で胆癌の試験をすることになりますがお金と時間がかかります。
通常、水や食物に含まれる化合物の毒性は胃や腸の消化器系や代謝に関与する肝臓、排出のための腎臓等に影響があると思われますが、胆癌に目を付けたこと事態、どうしてかの話はありませんでしたよね。
その後がうやむやなのもこのせいでしょうね

186 名前: ★たてき 投稿日:2002/09/17(火) 22:06
 レスが遅くなってすいません。
新潟の胆嚢ガンの話は農薬学会誌Vol. 21 No. 1でその後の検討が加えられています。
http://wwwsoc.nii.ac.jp/pssj2/gakkaisi/conJ21.html
完全否定されていますね。そもそも疫学としての手法から間違っているといった内容です。

187 名前: ★たてき 投稿日:2002/09/17(火) 22:08
>>181
 すんません、わかりません(^_^;)いでよ有識者。
私のイメージは単に使用量が多い農薬を指定したような気もするんですが、わかりません。

188 名前: 田舎の農薬屋 投稿日:2002/09/18(水) 13:00
こんにちは、初めての書き込みで少しどきどき、教えてください。
もうココのレスでも出たことかもしれませんが、ダイホルタン、プリクトラ
ンの失効理由は農林省のHP等にも書いてあるのですが、
ナフサクの失効理由が山形県農林水産部の説明ぐらいしか見つけだせませんでした。
http://www.pref.yamagata.jp/ns/nosei/mutouroku/mutouroku14.html
−−−−−−−−−−−−−−−引用はじめ−−−−−−−−−−−−−−
ナフサク:果樹や野菜等の植物成長調整剤として登録が取られていましたが、
     農薬メーカーでは製造販売上の収益が見込めなかったこと等から
     再申請を行わず、昭和51年9月30日に登録が失効しました。
     ADIは、日本では設定されておりませんが、アメリカでは現在
     もナフサクが使用されています。
−−−−−−−−−−−−−−−引用おわり−−−−−−−−−−−−−−
ナフサクが失効となった理由はこれは正しいのでしょうか。
消費者への説明との欄だったので、こういう書き方だったのでしょうか。


189 名前: 迷路 投稿日:2002/09/18(水) 15:52
たてきさん教えて下さい。「農薬」の定義として大雑把に殺虫や殺菌、成長促進を指すものみたいですが、
ハウスの被覆材で、ネットやフィルムに病気を抑える効果や虫を寄せ付けないなどを表示しているものがあるのですが、
これらは論外?ですか?
また、雑誌で、現○農○なるものには、頻繁に天然の何とかで減農薬とかでてますが、こういうのも、使えないものですか?
農業新聞では資材農薬登録されているもの以外の資材の洗い出し(ある意味締め出し??)
みたいなことが書いてあります。
確かに、今農家の方々が何を使っているのか分からないというのは、解ります。
ただ、農薬登録されてないものでも、安全で、よいものもあるのではないでしょうか?
薬も、医薬品、医薬部外品があるように、農薬、準農薬または、農薬部外品みたいな位置付けで、
若干の効能もいえるような枠ができるといいのにと思います。
それには、当然、ある程度の試験データは必要でしょうが・・・費用は抑えて・・・
今後は、どうなるとおもわれますか?

190 名前: ★たてき 投稿日:2002/09/19(木) 07:42
>>189
 ネットやフィルムは薬剤ではないので全く問題ないものと解釈すべきだと思います。

 医薬品と医薬部外品の関係は法律的にはありませんが、現実には農薬にもあてはまりますよね。
HB−101とかたくみに農薬の網からはずれるように宣伝してますし。
農薬部外品というものが制定されるとは近い将来の範囲ではないと思います。
医薬部外品は人間が対象ですが、農薬は農作物だけではなくそれを食べる人や自然環境も対象になるので
制定は医薬部外品よりもかなり高いハードルになると思います。

191 名前: ★たてき 投稿日:2002/09/19(木) 07:55
>>188
 私が調べた限りではその書き込みの通りです。
アメリカでは普通に使われているのも確かです。
アメリカの検索エンジンで検索すると使用例がいっぱいあたりますよ。


192 名前: くろっぷ 投稿日:2002/09/21(土) 07:16
初カキコです。
ALS阻害系農薬について調査しているんですが、日本国内での規制・基準はあるのでしょうか?
なんせ、農薬の知識がないもので、どこを調べれば良いのすら分かず。。。(^−^;
ログ検索してみたら、このスレッドがヒットしたので、書き込んでみました。
(スレッドの趣旨と違ってたらスミマセン。)

ア○ンティス社のサイトはチェックしたので、作用機構の概略は分かりました。
(・・・たぶん。)
某国の農家は使いたがっているヒトが増えているらしく、市場に出回っているとか。
日本でも導入されているんでしょうか?

193 名前: ★たてき 投稿日:2002/10/08(火) 22:08
ageときます

194 名前: ★たてき 投稿日:2002/10/08(火) 22:12
>>192
 すいません、放置してしまって。見落としてました。

 ALS阻害系除草剤というのは世界中のいろんな作物で使われており、
現在の除す剤の主流をなすものと思っていただいても結構です。

 作用機構は簡単に言うと草が生合成する分岐アミノ酸(必須アミノ酸を含む)を
作るのに必要な酵素を阻害し、草がそれらアミノ酸を合成できず生育不全→枯死となります。

 特徴は非常に活性が強いことと毒性が低いことです。現代における理想の除草剤と
言っても過言ではないでしょう。

195 名前: ★たてき 投稿日:2002/10/20(日) 00:56
定期あげ

196 名前: 素人さん 投稿日:2002/10/21(月) 11:23
除草剤についてですが、パラコートジクロライドという成分名の
商品はどういったものがありますか?
この除草剤に関しての情報があれば教えてください。


197 名前: Ag 投稿日:2002/10/21(月) 13:28
パラコートを有効成分に持つ除草剤には「マイゼット(大塚化学)」、
「プリグロックスL(シンジェンタ)」があり、いずれもジクワットとの
混合剤です。
過去にはパラコートの単剤で「グラモキソン」がありましたが、現在は
日本では販売されていません。
マイゼット、プリグロックスLの製品情報は各メーカーのHPへどうぞ。

大塚化学
http://chemical.otsukac.co.jp/
シンジェンタ ジャパン
http://www.syngenta.co.jp/seihin/sonotajoso/sonotajoso.html


198 名前: Ag 投稿日:2002/10/21(月) 13:29
>>197
たてきさん
すいません、先にレスしてしまいました。
補足があればお願いします。

199 名前: 素人さん 投稿日:2002/10/21(月) 15:25
さっそくのレスありがとうございます。
シンジェンタの製品であったことを思い出しました。


200 名前: 名無しさん@魚毒性Bs 投稿日:2002/10/21(月) 22:49
>>197
パラコートの単剤は、今でも無登録農薬として売られているそうです。
ちなみに、無登録農薬問題で逮捕された業者の中にも、パラコートを売っていた人がいました。

201 名前: ★たてき 投稿日:2002/10/22(火) 08:21
>>198 >>200
 ありがとうございました。
会社では廃サンプルの大掃除、家では子供が遊んでくれと
待ちかまえていてプラレールやらされまくり。クタクタ(^_^;)

202 名前: 寅ちゃん 投稿日:2002/10/23(水) 19:09
質問です。今違法農薬やら無登録農薬の問題がクローッッッズアップ
されていますが、実際、農薬会社の営業担当者というのはその
辺の問題を未然に防いだりする機能は持っていなかったのでしょうか?
どういう仕事をされているのか興味があります。どなたか教えて下さい。

203 名前: 名無しさん@魚毒性Bs 投稿日:2002/10/23(水) 22:21
私は農薬メーカーの営業ではありませんが、業界関係者として一言。
農薬業界では、無登録農薬が出回っているという情報は以前から出回ってはいましたが、
それをどうするかという議論にはなっていなかったと思います。
未然に防ごうと思えば防げたにもかかわらず、そうしなかった。
そういう意味では、自分を含め農薬業界関係者は同罪なのかもしれません。

204 名前: 名無しさん@魚毒性Bs 投稿日:2002/10/23(水) 22:21
またたてきさんより先に答えてしまいました。すみません。

205 名前: ★たてき 投稿日:2002/10/23(水) 22:52
>>202
 農薬メーカーの営業マン個人ではどうしようもないでしょうね。
せいぜい内部告発ぐらいですか。でも、自分が担当している小売店や農協が
違法農薬を売っていることを告発してその営業マンはその後もその場所で
仕事続けられますかね(^_^;)

 農薬工業会はずいぶん前から違法農薬を排除する運動を行っていましたね。
役所への働きかけもやっていたと思いますよ。

 私も各地で講演したとき違法農薬はダメよってだいぶ言って回りましたけどね。
せいぜい10ヶ所ぐらいだからなぁ(^_^;) 今話題の新田町でも言ったと思うんだけどなぁ。
守って欲しかった。個人的にはそれが一番心残り。もっと強く言っておけば良かった。

206 名前: 桜娘。 投稿日:2002/10/23(水) 23:36
>>202
関係者はみんな知っていたでしょうし、お役所でも知っている人はいっぱいいました。
60kmの標識があっても、80kmくらいは見のがされるし、みたいな感じがあったことと、結局農薬取り締まり法がザル法で、使用者罰則がないことが原因でしょう。
さらにいえば、農家に経営者意識や生産者意識が薄く、JAや県にたよりっきりのためではないですか?
都会のいつつぶされるかわからない中小の町工場のオーナーなどが聞いたら怒りそうなぐらい優遇されているでしょう。
コストが高くても、品質が高くても買ってくれるものがあったりするわけですから。

207 名前: 寅ちゃん 投稿日:2002/10/24(木) 00:55
なるほど、わかりました。この問題が発覚する前々から関係者は
その問題を知ってはいたんですね。こんな大きな問題になってしまう
前になんとかできなかったのかと残念です。テレビでも連日のように
この手の問題を扱ってて人々の関心もなみなみならぬものがあります。
益々消費者の農薬や農作物に対する不信が増すことは避けられないでしょう。
こういうサイトを通じて農薬の安全性をしっかりアピールし、消費者の
信頼を回復させていって欲しいです。このような問題が起こってしまった
のだから農薬の営業マンもその再発防止に全力であたって欲しいと思います。

208 名前: ★たてき 投稿日:2002/10/24(木) 01:12
>>207
206の通りですよね。これぐらいのスピード違反はいいだろって
思っていたらある日突然取り締まられたっていうのが真相です。
そのきっかけはダイホルタンが検出されたことですね。まぁ、事故が起これば
違反を厳しく取り締まられたってことです。
 でも、違法農薬については弁解の余地はないですね。多くの警告はなされていましたから。
再発防止策ですが、取締法の改正がひとつ、農家の意識の高まりがひとつ、輸入に対する水際作戦がひとつ、
これだけでかなり防げるでしょうね。でも完璧は無理では。

209 名前: 名無しさん 投稿日:2002/10/24(木) 13:56
スピード違反の例は、妙に納得させられました。
正直なところでは「係わりを持ちたくない」「係わりたくない」と
いう気持ちが強かったのでは、と思います。違法業者も、やっている
事が違法であるとわかっていたはずで、何がしかの対策(言い訳)を
考えていたはずです。今は大きな問題となってしまったので、言い訳
もできない状況でしょうが、大きな問題となる前に告発すると「おい
それながら」と裁判を起こして争うような事になったかもしれません。
「窮鼠猫をかむ」と言いますが、現状の取締法ではそういう可能性が
否定できなかったので誰も何も言わなかったのだろうと思います。
ところで、このスレにも出ていましたが、HB−101の正体は何なの
ですか? それと、最近聞いたのですが「ラクジャン」という殺虫・
殺菌・除草までできるものがあるようですが、ご存知ないですか?

210 名前: 名無しさん@魚毒性Bs 投稿日:2002/10/24(木) 22:36
「ラクジャン」は以下のHPに出ていました。
http://www5a.biglobe.ne.jp/~kyuri/sizennouyaku.htm
ニッキから作られ、葉カビ、灰カビに効くとのこと。
殺虫・除草ができるかどうかはわかりません。
またたてきさんより先の回答ですみません。

211 名前: 名無しさん@魚毒性Bs 投稿日:2002/10/24(木) 23:03
HB-101というのは結局木酢液のようなもののようです。
ただの水だという話もあるようですが。とりあえず、下のHPを見てください。
http://www.hb-101.co.jp/
使用者の声が平成10年以降更新されていないのは、当局を恐れてのことか?

212 名前: 名無しさん 投稿日:2002/10/27(日) 01:18
過酸化水素は以前農薬として使われていたものの、発ガン性の
疑い有りとかで登録失効となったと聞いています。
そこで質問。
1.過酸化水素は農薬としてどういう作物にのどういう問題に対してどのように散布されていたのか。
2.過酸化水素の効き目はどうなのか。
3.直接的な殺菌効果以外に作物に対するポジティブ/ネガティブな影響はないのか。

以上3点、教えて君ですがよろしくお願いします。
個人的には過酸化水素は散布する人間の安全に気を使っておけば
何も問題がないように思います。作物ではすぐに代謝されて
水になって残留もしないことですし。

213 名前: ちび 投稿日:2002/10/27(日) 19:04
私は、うちの文鳥「ちびちゃん」のために、家でパセリを作っているのですが、
アブラムシが沢山わいてしまい枯らしてしまいました。
もう一度、栽培にチャレンジしてみたいのですが、
どのようにしたらいいのか、教えていただきたいのですが...
なにぶん、素人なので、変な質問ですみませんが、よろしくお願いします。


214 名前: バンビ 投稿日:2002/10/27(日) 20:04
アルミホイルなどのキラキラしたものを置いておくとアブラムシが近寄りにくくなりますよ。
アブラムシが通れないようなネットをかぶせるのもオススメ。
農薬を使えば一発だから「アブラムシ 農薬」で検索かければいろいろと見つかるかも。
ただパセリにアブラムシで適用おりてる農薬あったかな・・。(^_^;

215 名前: ★たてき 投稿日:2002/10/27(日) 20:35
>>214
 ありがとうございました。
それと、このような場合は農薬に頼るのはどうかと思います。
鉢植えですよね?虫がこないようにネットをかけたり、虫が湧いたら
手で払ったり、水をかけたり、いろいろ遊びながら試してみてください。

216 名前: ★たてき 投稿日:2002/10/27(日) 22:29
>>212
 過酸化水素の発ガン性での取り消しというのは食品添加物の話と
混同してるんじゃないでしょうか。食添としては数の子以外への使用は
認められていなかったように記憶しています。
 農薬としては昭和46年に登録が無くなってるようですね。
調べてみると登録を持っていたのは江戸川化学という会社で昭和46年に他社と
合併して三菱ガス化学になっていますね。そのさいに品目整理されたんじゃないでしょうか。



217 名前: 212 投稿日:2002/10/28(月) 01:32
>たてきさま
レスありがとうございます。
なるほど。発ガン性については添加物と混同していたのかな。
ちなみに現在はもう農薬としては使われていないのですか?
農薬としてはあまり魅力的ではなかったと?

218 名前: ★たてき 投稿日:2002/10/28(月) 01:57
>>217

 残効は全くなかったでしょうね。
現在も収穫後に作物の殺菌や洗浄に使われる場合があると聞きます。

 酸性水や強電解水や酸化電位水など過酸化水素水ライクなものに
根強い人気がありますよ。つまり農薬としては価値はないけど
無農薬資材としては考慮に値するというかんじですかね。


219 名前: パセリっ子 投稿日:2002/10/28(月) 13:17
>>213
文鳥ってパセリを食べるんですね。ちょっと驚きました。
私のところではハウスの開口部にネットを張ってパセリを栽培していますが、
それでもアブラムシは入ってきますね。
>>215
>このような場合は農薬に頼るのはどうかと思います。
文鳥のような小鳥には農薬の影響があるということでしょうか?
この掲示板で少し前に「パセリを食べて死んだアゲハの幼虫」
のことが議論になりましたが、今度は「うちで飼っている小鳥が
スーパーで買ってきたパセリを食べさせたら死んでしまった」
などという投書が新聞に載ったらいやだなぁ…。

私としては「粘着くん」の少量詰めのものを買って、ハンドスプレーで
葉の裏まで丁寧に散布するのがいいと思うのですが。



220 名前: DOES 投稿日:2002/11/01(金) 17:45
初めて書き込みさせていただきます。
近所のイチゴ農家の方がうどんこ病の防除のために
「強酸性水」なる液体を散布していると話されていました。
中身については詳しくお話していただけませんでした。

「農薬じゃないから安全なんだ。」と声高らかにお話
されていたのですが、ちょっと違うような気がします。
「強酸性水」ってどのようにつくるのでしょうかね?
安全って本当なのでしょうか?「強酸性」って聞くだけで
怖い気がするのですが・・・。

そうは言っても、温泉にはpH2くらいのところもあるし、
炭酸飲料や食酢だってかなりpHが低いようです。
pHが低いと硫酸や塩酸などの「危険な液体」を思い浮かべて
しまうのですが、「pHが低いからといって危険」という
訳でもないのでしょうか?

つまらない質問で申し訳ございませんが教えてください。
よろしくお願いします。

221 名前: 名無しさん@魚毒性Bs 投稿日:2002/11/01(金) 23:03
>>220
強酸性水は、登録がないものを防除のためにまいているのですから、無登録農薬に該当すると思います。
「農薬じゃないから安全なんだ。」なんていって売っているものにろくなものはない、というのがこの業界の常識だと思いますが。


222 名前: ★たてき 投稿日:2002/11/01(金) 23:14
>>222
 強酸性水は酸性が強い水ではありません。食塩水を電気分解して作る物で
アルカリイオン水と呼ばれている物の対極にできるもののようです。
酸性というだけではなく電荷を持っており高い殺菌力や漂白力があるみたいです。
高知大とか熱心に研究していたように思います。(記憶違いならすいません)
 全く残効性を期待しないなら殺菌力はあるはずです。薬害はわかりません。
まぁ、水なので無登録農薬というのは酷ではないでしょうか。

223 名前: 名無しさん 投稿日:2002/11/02(土) 01:49
強酸性水は、医療関係にも殺菌の目的で使われているはずです。
また私の知っている事例で農業関係では、ダイコンなどの洗浄に使うと出荷以降の腐敗防止にもなるようです。
詳しくは http://www.aiken.co.jp/water/idx_wt.html

224 名前: 名無しさん 投稿日:2002/11/03(日) 06:57
>222
強酸性水はたてきさんが書いてるとおり、食塩水を電気分解して作った物です。
食塩はNaCl、分解するとNa+とCl−に分かれ、強酸性水には「Cl−」が溶けてます。
「Cl−」って、おおまかにいうと塩素ですよね。「混ぜるな危険」の・・・。
毒性とか、大丈夫なのかしら?

225 名前: スーさん 投稿日:2002/11/03(日) 10:13
強酸性(アルカリ)水の材料は食塩とは限りません。家庭用に販売している製造装置には別の塩類を使っている場合があります。食塩を使った場合は希塩酸になります。
単に希塩酸を作りたいだけなら薬局で塩酸を買ってきたほうが安いはずです。しかし、単なる希塩酸液より強酸性水のほうが効果があるという実験結果が発表されています。
私見ですが、強酸性水は水分子の構造が磁化水と同じになるので効果が高いと思っています。農業用強酸性水製造装置は高価なので、私なら磁化水に塩酸混ぜて使いたいです。
蛇足ですが、強酸性水を作ると当然必ず強アルカリ水もできます。ハウス内で強アルカリ水(水酸化ナトリウム液)を使い続けると、塩類集積の害がでるような気がします。それほど強アルカリ液を散布する農家はいないかもしれないけど。
蛇足その2、磁化水製造用の既製品が売っていますが、磁石メーカーの通販で磁石を買ったほうが安くて強力なのを作れるようです。


226 名前: 農NAME 投稿日:2002/11/03(日) 12:46
>>225

磁化水はそれそのものがインチキの可能性が高いですよ。
http://www.ne.jp/asahi/ecodb/yasui/DWaterIllusion.htm
http://wwwacty.phys.sci.osaka-u.ac.jp/~atom11/wwatch/intro.html

227 名前: スーさん 投稿日:2002/11/03(日) 15:24
 農NAMEさんの言うとおり、磁化水(磁気処理水)はあやしいです。水道管の外に磁石取り付けても毒にはならないので罪はないと思います。私はだめもとで磁石を取り付けてみようかなー、と思っています。
 このスレッドが機能水を話題にするスレッドになりそうなので、これ以上機能水について書き込みませんが、機能水の話題はとても興味深いです。

228 名前: ちゃっ茶 投稿日:2002/11/03(日) 23:33
中国野菜の残留農薬問題について

クロルピリポス、ディルドリンの検出が問題になり、残留農薬基準の強化、
残留農薬検査の義務化。それに絡み(?)、改正食品衛生法の成立、農薬取締り法の強化。

いろいろなことが起こっています。
そこで、この一連の流れについて、質問です。
(たぶん、今までの書きこみと重複すると思いますが)

111
中国産冷凍ホウレンソウは、厚生労働省の指定検査機関では問題がなかったのに、
保健所(民間団体?)では、クロルピリホスが検出された矛盾。
矛盾の原因は?

222
いままで、冷凍野菜を生鮮野菜の残留農薬基準を適用しなかった要因は?

333
野菜による残留農薬基準値のばらつきの要因は?
同じ残留農薬であっても、冷凍ホウレンソウ問題による販売自粛。かたや、キュウリは野放し。
どこまで、基準値は、意味があるのでしょうか?

444
なぜ、農薬取締り法の罰則強化より、農薬登録制度の抜本的見直しが無登録農薬の問題に効果的なのか?

以上、4点の質問です。
ある雑誌記事を読んで、分からなかったことについて質問しました。





229 名前: ライナス 投稿日:2002/11/04(月) 10:09
管理人様をさしおき失礼ですが、

農取法の改正は中国産野菜の残留農薬問題とは関係ないと思います。というのは、
農取法は国内での農薬の販売、使用に関わる法律なので、国外でどう使われようと
関係ないからです。食衛法は国内に流通する食品に関わる法律なので、国外で農薬
を使われた作物でも、日本で食品として売られるものには適用されます。

1について
無登録農薬の場合ではないので、検出うんぬんではなく、一方は基準値以内である
のに、もう一方は基準値を超えてしまったことを質問されているのだと思います。
考えられる要因としては農薬残留に偏りがあるのでしょう。同じロットでもほうれ
んそう1束ごとに農薬の残留が違うので、サンプリングしたものの違いが残留量の差
になって表われたのだと思います。
検出された・されないの話だと、試験の精度の違いも考えられますが、この場合は
こっちのパターンではないかと思われます。

2について
加工品には残留農薬基準が適用されないからだと思います。冷凍品が加工品という
位置づけは変わっていないはずなので今でも基準は適用されていないはずです。
では、冷凍ほうれんそうを違反にしている理由は何かと言うと、「生鮮品の段階で
違反だったものを冷凍しているとみなされるので」だったと思います。
私自身も以前は疑問だったのですが、食衛法が適用されるのもあくまで国内のみな
ので、国外で加工したものは輸入された加工品からが法律の適用範囲です。したが
って、加工品として輸入したほうれん草に残留農薬基準をあてはめるのは違法行為
だと思います。
したがって、この問題で裁判やったら厚労省は負けるはずです。ただ、問題が大き
くなりすぎた上に裁判やってもマスコミに叩かれそうなので、誰も裁判を起こさな
いだけだと思いますが。

3について
基準値のばらつきはいろんなところで話題になっていますが、厚労省の担当官が雑
誌などで書いていたことによれば、トータルでADI以内におさめた後は、個々の基準
値は使っているところは使い方にあわせて高く、使っていないところは0にするそう
です。海外で使っているかどうかも見るので、海外の基準値を参考にするそうです
が、対象が先進国だけなので、中国の基準は参考にならないようです。
全作物一律基準値か摂取量に逆比例する基準値の方がわかりやすいですが、そうす
ると登録作物で使う量を減らされるはめに陥るのでしょう。どっちがいいのかは私
にはわかりません。

4について
これは要因が多すぎます。ある部分では罰則強化の方が効果的でしょうが、ある部
分では登録制度の方に問題があるといったようにいろんなケースが考えられるはず
です。
登録制度の問題点としてはマイナー作物に登録がなく、これらの作物で農薬を使う
と適用外使用になってしまうということがあげられます。このほかに非防除目的で
売られているものを農薬に転用していることも大きな問題でしょう。失効農薬の情
報伝達の不備もある意味では制度の問題かもしれません。


230 名前: ★たてき 投稿日:2002/11/10(日) 02:26
 定期あげ

231 名前: ちゃっ茶 投稿日:2002/11/10(日) 03:46
ライナスさんレスありがとうございます。

1について
書き方に問題がありました。ライナスさんの想像どうりの質問でした。
「サンプリングしたものの違いが残留量の差になって現れた。」とすると、
サンプリングの無作為抽出方法(?)に問題があることになります。
無作為抽出では、100%の確率で全体を反映することは不可能と思いますが。
また、「農薬残留に偏りがある」ということが前提であれば、
ある一部のサンプルで農薬残留があると、輸入の自粛に発展するのは、
おかしいと感じます。農薬残留が報道される以前は農薬残留がないがごとく、
報道後はすべてが基準値以上であるような雰囲気は、矛盾を感じます。
基準値以内のものは流通できる仕組みは、検討されているのでしょうか?


232 名前: 茨城 投稿日:2002/11/18(月) 16:11
無知で申し訳ございません。
「特定農薬」について教えてください。
既出なら申し訳ないです。

233 名前: 名無しさん@魚毒性Bs 投稿日:2002/11/18(月) 22:14
たてきさんより前の回答になってしまいますが、特定農薬とは、農薬取締法の改正により、
食用品など安全性に問題のないものを農薬の登録がなくても病害虫の防除に使用してよいと
定めようとしているものです。詳細は以下をご覧ください。
http://www.nogyo.co.jp/cgi-bin/12ch/read.cgi?bbs=nouyaku&key=1035296147
http://www.nouyaku.net/mag/vol40.txt

234 名前: ★たてき 投稿日:2002/11/18(月) 23:30
>>232
 特定農薬については、以下のスレをご参照ください・・・・
って書こうと思ったら、レスがついてましたね。そっち見てください、お願いします。


235 名前: Ag 投稿日:2002/11/25(月) 18:03
ペルメトリンってどこの原体ですか?


236 名前: ★たてき 投稿日:2002/11/25(月) 23:33
住友化学かな

237 名前: Ag 投稿日:2002/11/26(火) 12:55
Pesticide manualを見ると住友の名前もあるのですが、FMCやら
ICIやらいっぱい書いてあります。
おおもとの開発メーカーはどこなんでしょう?

238 名前: Ag 投稿日:2002/11/26(火) 13:00
>>235
Pesticide manualを見ると住友の名前もあるのですが、FMCやら
ICIやらいっぱい書いてあります。
おおもとの開発メーカーはどこなんでしょう?

239 名前: ★たてき 投稿日:2002/11/26(火) 22:51
 たぶん、SIBUYAインデックスを見ればわかると思うので
明日みときます。またはこのスレに有識者の降臨希望。

240 名前: ★たてき 投稿日:2002/11/26(火) 23:02
 と、思ったら1972年に英国で開発されたって書いてある
ページがありました。
 住友が開発したのは1980年代なので、英国からの導入でしょうね。
英国ってことなのでICIですかね。FMCはアメリカの会社ですよね?

241 名前: リケニフォルミス 投稿日:2002/11/27(水) 23:39
流通業の業務課(品質管理兼務)に勤務しています。
野菜を扱っているのですが、供給側よりいただいた使用農薬リストに
BT製剤がありました。このBT製剤についてお伺いしたいのですが。

1.登録時の安全性はどのように確認しているのでしょうか?
 (生菌、死菌、タンパク抽出物それぞれ違うのでしょうか)
2.残留濃度を測定する場合の公定法はあるのでしょうか?
 (ELISAとかでしょうか?)

もしFAQでしたらすみません。
関連スレッドやその他リンク先に誘導していただければ助かります。

242 名前: ★たてき 投稿日:2002/11/29(金) 00:54
>>241

 BTはいずれの形態の製品も慢性毒性はやってないんじゃないかな?
そのあたりどうなんでしょうか>有識者各位。

 残留濃度の測定はやってないに等しいと思います。ELISAでできるかどうかはわかりません。

 お役に立てなくてすいません。メーカーに問い合わせるのも良いと思います。

243 名前: d2o 投稿日:2002/12/02(月) 20:57
ブラストサイジンについて調べているんですが、合成法なかなかがわかりません。
もし知っていれば教えてもらえませんか?


244 名前: 名無しさん@魚毒性Bs 投稿日:2002/12/03(火) 22:07
たてきさんより前の回答になってすみません。
以前にも同じ書き込みをしましたが、以下のHPによると、名古屋大学に
ブラストサイジンの合成を研究されている方がいらっしゃるようなので、
聞いてみてはいかがでしょう。
http://www.agr.nagoya-u.ac.jp/~jsbba/136/4.pdf
http://www.agr.nagoya-u.ac.jp/~library/syuron/moyobunshi.html

245 名前: ★たてき 投稿日:2002/12/11(水) 00:58
 このスレも重くなってきたので、ここらでうち止めしましょうか。
●●気軽になんでも質問、たてきが答えるスレッド2●●に移行します。
そちらへどうぞ。

246 名前: くさたけ 投稿日:2004/03/16(火) 10:21
はじめまして。
農薬の混合についておしえてください。
一般的に種子殺しといわれているもの(アグロマックスなど)と除草剤(プリグロックス)とを
混ぜて使用したいのですが、法的にはどうなのでしょう?違法ならばどのような理由で
違法なのでしょうか?違法でないにしても、作物、環境等になんらかの影響があるのでしょうか?

247 名前: フル 投稿日:2004/12/07(火) 22:40
水和剤と乳剤の違いについて教えてください。違いとは、毒性、残留性、散布後の降雨による流出性などです。参考になるサイト、書籍、文献なども併せて教えてください。

248 名前: ★たてき 投稿日:2004/12/08(水) 00:12
●●気軽になんでも質問、たてきが答えるスレッド2●●
というスレッドがあるので、そちらへ発言移動して答えます。

・・・・それにしても昔は250レスぐらいでスレ閉じていたのか(^^;)

249 名前: チイ 投稿日:2005/04/20(水) 11:11
はじめまして。
ゼミの文献紹介でダイオキシンについて調べています。
ダイオキシンの発生元は除草剤が主らしいのですが、
PCPとCNPについて教えてください。
構造式が知りたいのですが・・・

250 名前: Seimei 投稿日:2005/04/20(水) 12:55
>>249
前発言ぐらい読もうよ。それと検索もね。
その話題なら、↓と関連サイトぐらいは読んでおこう。
http://risk.kan.ynu.ac.jp/rmg/ws2000/S00Yao.pdf

to たてき殿
たて専スレではありますが、どのみち発言移動かな?と思って返事しちゃいました。

251 名前: ★たてき 投稿日:2005/04/21(木) 00:28
>>249
 >>250を参考にしてみてください。
あと、ダイオキシンに関しては私も著作者のひとりである、
「ダイオキシン100の知識」(東京書籍)もよろしく。1400円です。
ちょっと中身が古くなってますけど(^^;)


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